北東パスの旅2011・2日目

2日目は始発に乗るため早起きスタート。
対岸から見た早朝の小出駅。既にあかりが煌々と。

この後機関車が単騎で駆けていったんだけど回送かな?流し撮りに失敗したためヘッドマークは確認できず><
時刻表。

只見線は5時31分の始発を逃すと次は13時17分。こりゃ逃せないわけですよ。
ホームには雪を溶かすためのスプリンクラーが。

上越線の方には設置されてなかった気がするけど気のせいかな。ともあれ、貸し切りかと思っていたらもう一人乗客を乗せて出発進行。雪で運行停止というのを少し恐れていたんですが、幸いこの日は最後まで走りぬけてくれました。
大白川駅で上り列車と行き違い。

かなり雪が降っていましたが防水性能の無いカメラには一応タオルを巻いていました。後は気合いでカバー。
小出へ走り去っていく列車をお見送り。

そして一つ残る。

雪の中の気動車は絵になりますねぇ(自画自賛
待ち時間はまだまだあったので駅の外に出て撮影をすることに。夢中になりすぎて置いてけぼりにならないように逐一時計は確認していました。
小出駅に停車中のキハ40。フラッシュありとなしだとずいぶん印象が違います。


いつの間にかかなりしっかりとした雪になっていました。
この駅での待ち合わせは20分ほど。その間に大分夜が明けてきました。

周囲の景色が見えてくるようになると、つい先ごろ紅葉を見に来た時との景色の違いに心奪われます。同じ場所はもう行かなくていいやじゃなくて、同じ場所だからこそ2度3度行くとまた違うものが見えてくるものですね。ってこの場合あまりにも違うんですが。というわけで以下会津川口駅までの景色をダイジェストで。という割には枚数多めですが。










中間地点の会津川口駅に到着。ここでも待ち合わせがあります。この場合こちらが待ってもらっている側なんですが。

出発を見送ったあとも少し時間があったので駅の外をぶらぶら。

ところどころ路面が凍結していて素っ転びそうになりましたが、何とか耐えました。意外とバランス感覚いいのかも。
ガードレールからは無数のつららが。

東京ではお目にかかれないであろう光景ですね。
会津川口でも20分ほどの待ち時間を経て出発。この後突然乗り合わせたおばあさんから電話をかけて次の駅に病院行きのタクシーを手配してもらうよう頼まれたんですが、ソフトバンクだから絶対無理だと思ったら無事に電話が繋がりました。意外とやるときゃやりますね。
この後の景色も素晴らしかったんですが、少し巻いて次の待ち合わせ駅会津宮下へワープ。
これは対向列車がやってくるところ。車庫の中は除雪車かな。

そして去っていくところ。ディーゼルの排気が見えています。

再びワープして山間部を抜け平地へ。この頃には雪が止んで日が射していました。

そして小出出発から5時間ほど、ようやく会津若松に到着。

駅構内には謎のゆるキャラお城ぼくん。

城とロボをかけてるんですね。構内にはパンで作ったお城なんかも飾ってあるので立ち寄った際にはご覧ください。って今でもまだあるのかな?
休憩もそこそこに20分ほどで出発。只見線の行き違いでの待ち時間とどっこいどっこいですね。ここから磐越西線を東に進むと郡山に出てそのまま北上出来るんですが、今回は西に進んで新潟駅へ。途中で新津という駅を経由するんですが、小出から新津へは上越線で普通に行けるので、このルートだと大体5時間ぐらいのロスです。素人にはおススメできません。
キハ110形2両+キハE120形の快速あがので出発。

磐越西線の景色も只見線と同じような行程で、平地から山岳地帯を抜けて再び平地へというルート。ただ、山の北と南ではやはり天気が違うのか、こちらでは雪が降ることなく晴れていました。という光景をダイジェストで。





狐の嫁入りが似合うってのは分かるような分からないような宣伝文句ですね。新潟の平野部は意外と雪が少なく地面が露出しているところが多かったです。
それはさておきここでアクシデントが。新津駅到着寸前、新潟と新津の間の踏切で人身事故が発生して新津から先へは進めないことに。さてここからどうしたものかと思案していたら、対面に座っていた少年が話しかけてきてくれたので、そのまま雑談がてら時間潰し。親に連絡を取るというので公衆電話の使い方を教えてあげたりしました。やたらと電話に縁がありますね。ほどなくして彼の方は迎えが来たので再び一人に。新潟行きは当面動きそうになかったので、羽越本線へルート変更することにしたんですが、それでも時間が余っていたので駅周辺を散策…することなく構内でひたすら撮り鉄
首都圏でよく見かけるE230系が留置されていました。

国鉄色の北陸もここで足止め。

車庫には大量の気動車が。

結局1時間半ほど足止めを食らいましたが、普段目にしない車両を目にしたり普段から目にする車両をめにしたりで結構楽しめました。
キハ40-587+キハ47-515+キハ40-534で酒田方面へ出発。

以下坂町駅までの風景を。田んぼにいるのは白鳥かな?出発した頃は腫れあがっていた空が徐々に曇っていく様子が分かります。





坂町駅で30分ほど待った後、山形は米沢行きの米坂線に乗り換え。当初の予定では新潟で一泊する予定だったんですが、大幅に予定変更です。今回の旅では初めて乗る路線は日のあるうちに訪れようと決めていたんですが、2日目からご破算に。
途中停車のあった小国駅ではすでに真っ暗闇。

19時過ぎにようやく米沢に到着。

駅前のホテルにピットインして身軽になった後はぶらぶらと散歩して上杉神社へ。ところどころ雪が積もっているところもありましたが、大方は雪かきされていたので歩きやすかったです。



謙信自身はそこまで米沢と縁が深かったわけではないけどもしっかりと像が鎮座してました。
とりあえず一礼済ませたところでホテルに帰ってこの日は就寝。長い一日でした。