奥多摩徒歩行のこと

鳩ノ巣の紅葉が見たくなったので何となく行ってきた。ただ行くのじゃつまらないので何か無いかなと思ったらハイキングコース温泉があるじゃないかってことでとりあえず電車でGO。ちなみになぜ鳩ノ巣かというと、最近日本一周を終えられた↓のお方の影響を受けたから。
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とりあえず腹痛と戦いつつ古里についたのは良かったけど、いきなりコースとずれて青梅街道を突き進む。途中で、小高い丘の中腹に愛宕神社の鳥居が見えたので何となくお参りしていこうかと思ったらとてつもない勾配だった。参道は落ち葉が落ちっぱなしだったけど、境内についたらちゃんと落ち葉がまとめてあったから不思議。そして青梅街道に戻ってまた奥多摩方面に歩き出す。その後で漸くコースからずれたことに気付いたけど、戻るのも面倒だったので、そのまま鳩ノ巣まで。ていうか歩道が申し訳程度に白線引いてるだけで、車に轢かれそうで怖かった。そして鳩ノ巣からようやくコースに復帰というか乗っかって有名なつり橋へ。さすがに見事な紅葉。渓谷と青空との取り合わせが最高に映える。一面赤とか黄色じゃないんだけど、緑とのコントラストはやっぱそれなりの良さがある。欲を言えば杉だらけじゃなくて照葉樹林が欲しかった。
一頻りつり橋近辺からの紅葉を堪能した後で、白丸方面に再び歩き出す。ここからの道は左手が杉林で、真ん中に川、対岸に紅葉混じりの山と青梅街道と奥多摩線が見えた。暫く歩くと川がダムの貯水池に。なかなかきれいなダム湖だった。カヌーやってる人もいたけど、バランス崩してから復帰してたな。まあ無事なようでなにより。そんな感じでずんずん遊歩道を進んで、数馬峡橋に到着。美味しそうなうどん屋があったんだけど、ここで食べたらなんか帰りたくなりそうだったので後ろ髪を引かれつつスルー。遊歩道も続いてたけど、滅茶苦茶遠回りになるのが目に見えてたので、ここで橋を渡って青梅街道に復帰。今度は対岸の紅葉を眺めながら歩く。温泉が近くなると、鳶が見えた。鳶かどうか分からないけど、大きな羽を伸ばして悠然と滑空してましたよええ。
で、やっと「もえぎの湯」に到着。古里から歩く事約2時間。ショートカットしなかったら3時間くらいにはなってたかも。ほどよいっつーか結構な疲労を抱えて湯船にドボン。ってほど勢い良くは無かったけど浸かる。ここは涅槃か極楽か。ってほどじゃないかもしれないが滅茶苦茶気持ちよかった。露天風呂は月毎に変えてるみたいで今月は生姜湯。ちなみに来月はゆず湯。浸かったりあがったりを繰り返しながら1時間くらい温泉を堪能。湯船もいいけど、水道代を気にせずにお湯をじゃんじゃん使えるのもいいんだよな。そして、温泉を出てからこの施設がその名の由来となったという風情あふれるつり橋「もえぎ橋」に寄りつつ奥多摩駅へ。今から考えるとこれが余計だったのか。あとちょっとのところで青梅行きの電車を逃して、30分ほど駅でボケーっと待つ羽目に。紅葉混じりの山とか、鳶とおぼしき鳥のピーヒョロロ〜〜って音や、太陽があっという間に沈んでいくさまは中々面白かったけど。あと、長年中央線を使ってたけど、終点を見るのも中々感慨深いものがあった。帰りは特に腹痛に襲われる事も無く一件落着。しかし歩き疲れたな。