西武ｖｓ阪神見てきた
西武ドームに向かう電車の中で、３裏で０−０って情報を知って、ああなんかヤバイかもと思った。着いた時は４裏だったか。展開は忘れたけど、あっさり１点追加。ますますヤバイという思いが強まる。そして５回表が「今日のその時です」という展開。浜中がシングルヒットで出塁。片岡もラッキーな当たりで２塁打。ノーアウト２，３塁。ここで点が入らなきゃこの試合終わりだなとか思ったら、鳥谷・矢野・藤本が３者連続三振。この時点でああもうダメポって感じ。５裏は中島・カブレラが連打でノーアウト２・３塁。つーかカブレラの打率が３割９分ナンボで驚いた。で、和田の犠飛で３点目献上。*1福原も悪くないんだけど、要所は抑えて欲しい。で、９表まで行ってもも手も足も出せないうちに押さえられて寒風って違うけどまあそんな感じの風が吹きすさぶ完封負け。そんな中で収穫と言えるのが、太陽。赤田に３塁打を許した以外は完璧なピッチング。これで３試合無失点か。使えるメドが立ったと考えていいのかな。能見も成長してるし、今季の出だしは不安だったけど、去年より中継ぎ陣は充実してると言えるんじゃなかろうか。
で、まあそんな試合のことはさておいて、今日は席がよかった。ほぼ目の前が３塁側ブルペンで、阪神の投手陣が肩を作るところがじっくり見られた。至近距離から見ると、改めてプロの投手の投げる球は凄いんだなと思う。投げる方も投げる方なら打つ方も打つ方だわ。４裏当たりまでは能見とダーウィンだったか。緊急事態に備えて投げてたんだろうか。５裏くらいから太陽が作ってたんだけど、捕手を打者に見立てて投げたりしてた。７回表の六甲おろしの後には、ブルペンの中に入ってきた風船とかを片付けたりしてたな。そして９回表には久保田がピッチング。流石に迫力があった。つーか、試合に関してはほぼ諦め気味だったから久保田ばっかり見てた。出来れば球児も見たかったけど、彼が出られるような展開じゃなかったのが残念。でもまあ中々見られるもんじゃなかったので有り難かったな。
とまあそんな気分に浸ってたのもゲームセットまでで、いきりたった阪神ファンというか珍ヲタが「岡田辞めろ」とかわめきながらメガホンとかをグラウンドに投げ込んでるのを見て、何と言うか脱力。あの展開じゃあ監督に出来ることなんて何もないっしょと。巨人も負けて中日も負けてというかヤクルト以外のセ・リーグの球団が負けてそんなに上位陣に変動があったわけでもないのに。まあ変な人はどこにでもいるか。
