世界バスケ:日本vsスペイン

試合前の段階でNZがパナマを破って決勝トーナメント進出決定&日本の敗退決定済み。でも今後日本の試合を見る機会はあんま無かろうってことで飲み屋で見てきた。で、よく大差がついた試合で大人と子供ほどの差があるって言うわけだけど、今日ほどそれを感じた試合はなかった。
インサイドに入られて、ドリブルしつつプレッシャーかけられて迫られたらなす術なく失点。かといって2人であたりに行けば外から決められるしってことで、結果どんどん失点。パスもくるくる回るし、選手も目一杯動くし、ちょっとは開催国相手に手加減してくれるかなって思ったけど甘かった。
第2Qまでは一応試合と言える点差だったけど、第3Qは見ててかなり絶望的だった。それで、第4Qは少し手綱を緩めてくれたのか、結局ダブルスコアだけはなんとか免れた格好。
スペインは強かった。本当に。ナバーロって人はバルセロナのキャプテンらしいからとりあえずこの先も応援しよう。他の人たちも全員上手かった。強かった。早かった。大きかった。Rマドリード所属のレジェスって選手がいて、サカオタ的にはあははって感じだった。

日本がこういう国と普通に戦えるようになる日は来るのか

と考えると、それは果てしなく難しいだろうなと。早くて折茂とか佐古とかそういう選手だった人がバスケ協会のお偉いさんになって*1、プロのリーグをきっちり整備して*2、若年層から強化していくような体制をとっていかないと、サッカーでいうシンガポールクラスになるのもそう遠い日ではないと思う。とはいえ、フィジカルが全てであることを考えれば、そういった強化体制を敷いたところで戦えるようになるかは疑問ではある。
今大会、せめて日本戦くらいはオンタイムで放送してほしかった。会場で応援できなくても、TVの向こうで見てるってことが選手を後押しできたかもしれない。最低限、昨日のNZ戦を地上波で放映して、少しでも多くの人がバスケ版ドーハの悲劇があったということを共有できてたら、何かの動きも生まれたかもしれない。が、これじゃね…。TBSも半ば以上押し付けられた形だったのかもしれないけど、ダイヤの原石をただの石ころと判断してスルーしてしまったのか。これはTBSだけじゃなく、他のテレビ局とか広告代理店とかスポンサー企業とか、全てがそう判断してしまったってことなんだろうな。

*1:なれるかどうか知らないけど

*2:いつまでもbjを敵視しない