ビンラディンへの言葉

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200612260034.html

東ティモール・ディリ――東ティモールのラモス・ホルタ首相は、英BBCラジオのクリスマス特集番組に登場し、国際テロ組織アルカイダの最高指導者オサマ・ビンラディン容疑者へのメッセージを発表、キリスト教徒や欧州人へ「愛を捧(ささ)げる」ことを促した。

同ラジオは世界の指導者、著名人に、個人や組織などを選び、クリスマスのメッセージを贈ることを企画。ホルタ首相はビンラディン容疑者を指定していた。

安倍首相は発信者に選ばれなかったのか…てのはおいといて

首相は26日の声明で、「私のメッセージが何らかの変化を起こすだろうとの幻想は抱いていない。しかし、彼が耳を傾け、良心に響く可能性も否定出来ないだろう」と同容疑者を選んだ理由について語った。

首相のメッセージは23日に流された。インドネシアに武力侵攻され、拷問がはびこった強制占領を受けた東ティモールの歴史を振り返りながらも、「イスラム教徒1人、インドネシア人1人さえ憎んでいない。それがあなたと私の唯一の違いだ」などと呼び掛けている。

何となくメッセージを贈る相手から逆算して選ばれたようにも思えるし、現実、東ティモールインドネシアに喧嘩を売って生きていけるはずもないんだけど、それでも重い言葉だと思う。何でもいいから言葉によるリアクションが欲しいな。