華麗なる一族

木村拓哉主演による一抹の不安はあったものの、「大地の子*1&「白い巨塔*2山崎豊子原作ってことで一抹の期待を抱えつつ鑑賞。超豪華キャストによる昼ドラといった雰囲気を感じました。キャストは気合入れてるだけあって本当に豪華でした。そして、普通ではないにせよ面白さを感じさせてくれましたね。色々。
キムタクが肖像画*3と同じポーズで椅子に座ってるシーンと、手を叩いたら鯉*4が寄ってくるシーン。腹を抱えて笑わせていただきました。他にもあったかもしれないけど、最後にやってきたその2つのシーンのインパクトが強すぎて忘れちゃいました。
あ、今思い出した。最初の石原プロ的な工場爆発もあっ気に取られました。燃えた人がやたらピンピンしてたし。もしかしたら、あの時代には日常茶飯事だったのかな?
主演が木村拓哉じゃなく、佐藤浩一とかその辺りだったらもっと重厚さが出てたように思うけど、木村拓哉じゃないとあの面白さは出せなかったとも思います。どちらが良かったのかは好みによるでしょうな。
西田敏行が料亭で話してるシーンは対面にいるのがなぜ唐沢寿昭@財前五郎ではないのかなんて疑問も。そして北大路欣也津川雅彦が1対1で話してる場面は時代劇といった趣。といいますか、津川は何をやってももはや家康にしか見えません。
普通に見てたらつまらないのかもしれませんが、予想外の方向から面白さを感じさせてくれそうなんで、次週以降も見ようと思います。まあ今週は設定の説明に終始した感もありましたので、ストーリー面でも次週以降が本番ですかね。山崎豊子原作だから、話がつまらないということは無いと思うのですが、どうなりますことやら。

*1:泣いた

*2:これまた泣いた

*3:これがまた下手くそで笑える

*4:のラジコン