都心47年ぶり『初雪ない』記録更新

 記録的暖冬の今冬、東京都心(大手町)は十日、日中は薄日が差す穏やかな陽気で、気象庁に統計が残る一八七六(明治九)年以降、最も遅い初雪の記録(一九六〇年の二月十日)を更新した。百三十年間の観測史上初の「降雪なし」となる可能性もある。
 最低気温が氷点下の「冬日」もいまだゼロだが明治時代は一冬で百日を超えることもあった。
 東京は十日夜、雨模様となった。この日の朝の最低気温は平年を六・七度も上回り四月上旬並みの八・九度、最高気温も四・一度高い一三・九度で雪となるには程遠かった。
 今冬、東京の一番の冷え込みは二月五日の最低気温一・八度。今季、冬日がゼロで終わると、観測史上四回目となる。
 「初氷」の観測も越年して今年一月一日で、統計が残る一九五〇年以降、三番目に遅かった。

http://www.tokyo-np.co.jp/00/sya/20070211/mng_____sya_____009.shtml

59年12月にも降ってないし、このシーズンは記録的だったんだな。そして、今年の異常さという点に共通するものを感じる。
とはいえ異常ってことでいえば、例えば1987〜1988も中々のもので、3月に何度か降った後、4月8日に9cmの降雪を記録してる。今年の4月に降雪したとしても史上初じゃないんだな。