最近の東ティモール

まずはおさらい。

2002年4月14日に行われた大統領選により、シャナナ・グスマン氏が当選、5月20日に初代大統領に就任。同時に初代首相には与党フレテリン幹事長で、東ティモール行政府の首席閣僚のマリ・アルカティリが就任したが、昨年4〜5月に発生した騒乱の責任を取る形で6月26日に辞任。7月10日、ジョゼ・ラモス・ホルタが後任に就任。2007年4月9日に大統領選挙、5月9日に大統領選挙決選投票が行われた。6月30日に議会選挙が実施される予定。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/area/easttimor/data.html

大統領選挙はノーベル平和賞受賞者のジョゼ・ラモス=ホルタがフレティリン党首のル・オロに圧勝。敗北した側の支援者がフランス並みに暴れるんじゃないかとか思ったけど、ル・オロが敗北宣言を出して平穏に推移した。成熟したんだねぇ善哉善哉。
とか思ってたら新たな展開があったとの情報。ソースは2ch

1 :ねこみみ φ ★ :2007/05/19(土) 21:12:20 ID:??? ?2BP(50)
総選挙控えて選挙法修正 東ティモール

 6月末の東ティモール総選挙を控え、最大政党、東ティモール独立革命戦線(フレティリン)は「有権者は自分で投票用紙を投票箱に入れてはならず、係員に手渡す」とする選挙法修正案を単独採決で可決した。国会筋が18日明らかにした。選挙管理委員会や野党は「秘密投票の権利を侵す」と反発している。

 国会(定数88)で多数を占めるフレティリンは16日に本会議を突然開き、出席した自党議員45人の賛成で選挙法を修正した。
ジャカルタ 共同) 平成19年5月19日 産経新聞
http://candy.45.kg/view/anime2u/20070519_sankei.jpg

http://news21.2ch.net/test/read.cgi/news4plus/1179576740/l50

無茶しやがって

・法の国会通過後30日以内に拒否権が発動できる。(ただし、90日以内に再び国会が過半数をもって採択すれば拒否できない。)
・国会の解散。ただし、60日以上も組閣できない、予算が承認されないなど機構的危機の場合に限る。また国会内諸政党と協議が必要。

http://www.asahi-net.or.jp/~ak4a-mtn/news/quarterly/number7/readconstitution.html

ここら辺がポイントかな。とりあえず現職か次期大統領が拒否権発動するだろうけど、国会に差し戻されたら同じことの繰り返しかもしれないし、そしたら国会解散に踏み切れるだろうか。最終的にどうなるかは世論次第かね。
とか色々思ってたんだけども、時事通信本体に記事がないし、英字ソースも見当たらない。ガセか?