ブレア首相辞任

こちらも歴史の動きを感じる。イラク政策でボロクソに言われたりしてたけど、それ以外は特に何かを失敗したという印象もないし、十分に及第点だったよな。
今後は中東問題に注力するんだとか。

ブレア氏は退任の数時間後、中東和平をめぐる欧州連合(EU)と米国、ロシアの四者協議で、特使に任命された。パレスチナ自治政府の支援を通じて、イスラエルとの和平を推進する。

http://www.cnn.co.jp/world/CNN200706280003.html

パレスチナは今のまま固着してしまおうという意図があるんだろうか。ガザで適当にどんぱちやってヨルダン川西岸に援助を注いで飼いならす? そして頃合を見てまた切り捨てる?
パレスチナについては以前、『パラダイス・ナウ』って映画と暴力に頼らない抵抗運動をするビリン村のドキュメンタリーを見たとき、とにかく暴力を放棄して被害者としての立場を明確にすれば、十分に勝算の見込める戦いなんじゃないかなんて思った。それができたら苦労しないんだろうな。