読売新聞が高野連にちょっかい

記事は「巨額資産持つ公益法人」などの見出しで、「特待生制度は、選手強化、野球のレベルアップに何もしない高野連に代わり、私立校が財政負担をしている一面もある」と記述した。日本高野連は、現役プロ選手によるシンポジウムや高校選抜チームを海外に派遣する国際交流事業など、様々な技術振興の取り組みを続けてきたと反論。「そもそも春、夏の甲子園大会の開催が振興策になっている」とし、「何もしない」は事実に反すると主張している。

http://www.asahi.com/sports/bb/OSK200708130173.html

発端となった記事はこちら。
http://www.yomiuri.co.jp/sports/feature/ss/ss20070801_01.htm
こんな連載があったとは露知らず。読売巨人乙だし、今さら感は否めないけど、まあおいとく。

高野連は94年春の大会で、沖縄の伝統芸能エイサーで那覇商を応援しようとした人たちを観客席から締めだした。2001年夏には近江(滋賀)が準優勝した際、祝勝セールを企画した地元彦根市の商店街に、県高野連会長と学校長が「純粋な青少年育成を目指す大会の趣旨に反する」と中止を求める文書を送った。

この辺りに高野連のケツの穴の狭さが表れてる。エイサーを締め出す理由が全くもって分からん。理解できん。商店街云々は一応理屈としては成立するけど、こんなの裏金に比べれば可愛いものだろうに。まあ要は予め届け出とちょっぴりのお金が無かったことがご立腹なんだろうが。無駄な建前とかこの際捨てて、商業主義ってことを明確にすれば地域経済にも少なからず貢献できそうなものだけどね。
それから、この話とは関係ないけど、高野連が甲子園出場校に熱中症に気をつけるように指示したなんてニュースがあったけど、相変わらずの白々しさに吹いてしまった。だったら、春の大会だけにするか、こんなクソ熱い時期を避けて快適な秋にやればいいのに。夏休みに補修すれば単位もまあ大丈夫でしょう。