日本ハム6−0楽天

という試合を見てきた。
ダルビッシュ田中将大というミーハー的に見て今一番客を呼べるであろうカード。着いた時には既に3塁側も満員に近いような状態で、2階席も解放された。解放されるんですね。知らなかった。
試合は初回に稲葉タイムリー、2回に金子誠HRでマーくんが2失点したけども、そこからは持ち直して6回には稲葉・セギノール・小谷野に対して圧巻の3者連続三振も。
でもそれ以上にダルビッシュは素晴らしく、6回にはノーアウト1・3塁の場面で山崎を三振、磯部をゲッツー。7回にはノーアウト1・2塁の場面で大廣バント失敗ゲッツーの後に嶋をライトフライに討ち取って無失点。
そこで気落ちもあったのか、単純に疲労からか、7回には制球に乱れも見えたマーくんを日ハムが攻めて1アウト1・3塁に。そこで満を持してバッターボックスに向かうは今日が東京ドームラストゲームとなる田中幸雄2000本安打を決めた試合と同じで、ベンチから出てきたときの歓声が既に凄く、本当に愛されてるんだなというのを実感。そしてその場面できっちりとライト前にタイムリー。試合を決定付けるような3点目を決めて有終の美を飾った。
その後、稀哲が犠飛で加点しマーくんはお役御免。次にマウンドに上がった佐藤がピリッとしなかったけど、磯部がきっちり飛球を取ってれば試合の緊張感が損なわれなかったかな。記録上は田中賢介のランニングHRだけど、球場で見た限りではエラーだった。
試合終了後は、上記の理由で田中幸雄が東京にサヨナラを告げるセレモニー。夕方に古田兼任監督の会見を見たときもやばかったけど、ホント最近こういうのに涙もろくなってきた。22年って凄い数字だよな。最後に日ハム応援団が幸雄の応援歌を歌ってる時、楽天の応援団も同じ振りで飛び跳ねてたのがとても微笑ましく良い光景だった。
まだ残りの試合はあるけど、とりあえず田中幸雄にはお疲れ様と言っときたいね。
ついでってわけじゃないけど、ヒルマン監督にはとりあえずごめんなさいって感じ。就任3年目の2005年はプレーオフにも進めなくて、正直大したことないじゃないかなんて思ってた時期もありました。トーリの後を継いでヤンキース指揮したりしたら面白いんだけどな。って気が早すぎるか。