ブラジルGP:キミ・ライコネンがワールドチャンピオンに

誰がこんな結果を予想できただろうか。
いや、してた人はいたんだろうけど、個人的にはなんだかんだでハミルトンが優勝するのかなと思ってた。そのハミルトンが出遅れたおかげてレース展開は面白くなったけど、なんだかんだでハミルトンが去年のシューマッハ的追い上げでポイント差を詰めてくるのかと思ってた。が、思ったほどの追い上げはなくて、ガッカリしたようなホッとしたような。ルーキーが優勝ってのもありなんだろうけど、それじゃつまらないなと思ってしまう。なぜそう思うのかは自分でも上手く言えない。
で、ライコネンがマッサを2位に従えて1位という圧倒的優位に立った後も、年間2位が2回とかラスト1周まで1位でリタイアとかそんな経歴を思い出すにつけ、最後まではらはらしながら見てた。ハミルトンが驚異的追い上げで迫ったところにマッサがぶつける…とかそんなシーンがなくて何より。アロンソは最後まで覇気が感じられずに残念だった。まあフェラーリマクラーレンでブラジルGPに向けて仕上げてきた車の差が表れてしまったってことなんだろうし、最後の順位とラップ差を考えれば何もしようがなかったんだろうけどね。来季マクラーレン残留はなかろうし、どこに行くんだろうか。
それにしてもライコネン逆転とは。7戦目のアメリカが終わったところで26ポイント差。普通ならもう勝負を投げるであろうポイント差だけど、今年は別だったな。ハミルトンが独走してたときは何かつまんないなと思って結果だけ眺めてたけど、面白くなると信じて見てた人の勝ちってことですな。誰が勝つにせよ、来年も終わってみれば面白かったと言えるシーズンになってもらいたいもんです。

中嶋Jr

ひき逃げなんて見たのはいつ以来か忘れてしまったけど久しぶりに笑わせてもらった。まあ轢かれたクルーに大した怪我がなくて何より。その後もクルサード接触したり、レースの本筋と関係ないところでレースを盛り上げてくれた中嶋Jrなのでした。来年雇ってくれるところがあればいいんだけど。

佐藤琢磨

去年のブラジルGPは素晴らしい走りだったけど、今年は再現できずに残念。と言ってもしっかり完走してるんだから大したもんだけどさ。それにカナダGPでの6位入賞は偉業と言っていいよな。来年は4ポイント以上を目指して頑張れ。

ホンダ

ピットでリタイアする姿を見て、そういえば話題になったのは地球をプリントした車体を発表した時だけだったんじゃなかろうかと思った。来季は見た目のことは忘れて、しっかり車体とエンジンの開発に注力してくれ。バトンの6ポイントだけって馬鹿にしてんのかって感じだ。

トヨタ

一刻も早くF1から撤退してください><