鳩山法相曰く「友人の友人がアルカイダ」

鳩山邦夫法相が29日、都内で行った講演で「友人の友人がアルカイダのメンバー」などと発言し、その人物が偽造パスポートで日本に入国したともとれる発言をした。ただ、断定できる内容ではなかったとして、その後に発言内容を修正した。

http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-28605420071030

閣議後の会見で、鳩山氏は「知り合いの知り合い(がアルカイダに関連する)ということは間違いない。事実を言ってはいかんということか。国際的な信用にかかわるとは思わない」と逆ギレ気味に反論した。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20071031-00000036-sph-soci

面白すぎる。どこが問題かわかってない辺り、決定的に政治的なセンスが欠けてるんだろうな。死刑制度に関する発言に関しては一寸の理はあったけど、今回は庇い立てのしようがない。
情報を得ていたなら通報する義務があろうし*1、あれだけ米とべったりな日本にアルカイダがテロ仕掛けてないのは何故なんだぜとか勘ぐられたりしてるかもね。
で、兄はどう反応するかなと思ったら

民主党鳩山由紀夫幹事長は30日午後、党本部で記者団に対し、弟の鳩山邦夫法相が「友人の友人が(国際テロ組織)アルカイダ」などと発言したことについて「軽率な話をした」と批判した。
 その上で、鳩山幹事長は「アルカイダが近くにいるかもしれないという話をしたかったのだろうが、それなら友人に接触して、どこにいるとか、状況を調査する必要がある」と指摘した。

http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2007103000885

批判しつつもフォローしてる辺り、党利を超えた兄弟愛を感じる。

*1:こっそりインドネシア当局に知らせてたとかなら謝る