国連が死刑の一時停止求める決議

国連が18日、死刑の執行停止を求める総会決議を初めて採択した。「世論の高い支持」を理由に死刑制度を存続している日本は、今年は年間で77年以降最多となる9人の死刑を執行するなど、世界の潮流とは逆行。国際的な孤立を深めている。

http://www.asahi.com/national/update/1219/TKY200712190141.html

一方、死刑制度を維持する国は「決議は主権の侵害だ」などと反発。日米中、インド、タイ、インドネシアなどが反対票を投じた。日本は11月の国連総会第3委員会での同決議採択の際、「世論調査で国民の大半が凶悪犯への死刑を支持している」、「死刑廃止に関する国際的総意はない」との立場を表明している。

http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20071219i202.htm

同じことを伝えてるはずなんだけども人によって見方が異なるという好例。
朝日新聞には宗主国の中国様もガンガン死刑やってるから孤立の心配なんて杞憂だよと伝えてあげたい。

国際人権団体のアムネスティ・インターナショナルによると、国連加盟192か国中、133か国が死刑制度を廃止するか、事実上取りやめた。06年に死刑執行したのは25か国。米、中、イラン、イラクパキスタンスーダンの6か国で世界全体の執行件数の91%を占めるという。

中々どうして凄い国が並んでるね。。。
てのはともかく、冤罪は死刑制度を持つ上で許容せざるを得ないリスクなんて思ってたこともあったけど、実際に冤罪にあったと思しき人の話なんてのを見ると、そう簡単に言える問題でもないよな、と軽くシフトチェンジ。といって制度自体失くすなんてのも容認できないんで、つまりどうしたらいいかサッパリ分からぬ。官憲はしっかり仕事してくださいねってとこだね。