スパイ衛星撃墜

決定したみたい。H-IIA14号延期より遥かに注目度が高いのが泣けるね。
細かいことはやっぱりWIREDが詳しい。

この作戦に使用される予定のSM-3迎撃ミサイルは、米国のミサイル防衛システムの中ではもっとも成功しているシステムの中核だ。信頼性が低い他の迎撃ミサイルと違って、SM-3は最近行なわれた13回の実験で11回標的に命中している。最初のSM-3が発射に失敗したり、標的を外した場合に備えて、同様の武器を搭載したイージス艦も2隻待機する予定だ。

http://wiredvision.jp/news/200802/2008021523.html

なんだかんだで成功率はそれなりに高そうなんだけど、ミサイルが外れた場合は自爆させるんだろうかね。で撃墜はいいとして、デブリ。中国に比べりゃましとはいえ、何とも間抜けな話だね。
こちらは前日の記事。

原子炉や原子力電池は1960年代から人工衛星に使用されてきたが、打ち上げ失敗や墜落で放射性物質をまき散らすリスクがあり、現在は地球軌道周辺では太陽電池が一般的とされる。ただしスパイ衛星ではレーダー用に電力が大量に必要になるため、原子炉や原子力電池を利用する。寿命が来たら燃料部分だけを遠くの軌道に打ち出す仕組みをとっているが、原子炉搭載の旧ソ連の『コスモス』シリーズは今までに複数地上に落下している

http://wiredvision.jp/news/200802/2008021421.html

さすがに今は積んでないと思いたいけどどうなんでしょう。この場合スパイ衛星ってことは可能性は0ではない?
落下した原子炉搭載衛星の話は昔世界まる見え!テレビ特捜部で見たな。子供達が青く光る物質を体に塗って喜んでたら実はそれが放射性物質だったという。奇跡的に一命を取り留めた人もいたけど、ほとんどの人は亡くなってしまってたように記憶してる。あやふやにしか覚えてないのが切ない。