東アジアサッカー選手権：日本1−1韓国
この大会の収穫は一にも二にも重傷者が出なかったの一点に尽きる。飯田産業の前田君が怪我しちゃったみたいね…それでも一人で済んだのは幸運と言うべきか?
以下韓国戦の雑感。
安田は心配だったけど今日の後半途中から出場。正直印象の薄い選手だったけど応援せざるをえない。日記も面白いし。
中澤は今日も獅子奮迅の活躍。彼が怪我でもした日には日本代表はどうなるんでしょうか。トゥーリオもいざって時には怪我して出場できなさそうだし。
今野も今の使われ方のままじゃ居場所が微妙。格上相手のマンマーク要員として啓太と並べる以外にうまい使い方が思いつかない。とりあえずCBじゃアジア3次予選までって感じでした。
内田は岡ちゃんが将来性に期待するのもわかるんだけど、3試合通して低調なパフォーマンスしか見られなかった。今後も我慢して呼ぶ価値があるかどうか疑問。
加地の方がまだ慣れないポジションでも試合を追うごとに良くなってた気がするな。
憲剛は惜しいミドルが2本あったけど、その前の最初のチャンスで躊躇してパスを選んだのがマイナス。遠藤さんは今日は彼の日じゃなかったって感じだね。山瀬はナイスゴールだったけど、得点以外は存在感が希薄だった。まあ怪我がなくて何より。
田代も高原＞巻＞誰かって図式は崩せそうにないね。韓国戦の前半、自分で仕掛ければチャンスが広がるところで無意味に他人の上がりを待ってチャンスをクラッシュした場面はがっかりを通り越して溜息もんでした。矢野と播戸はもうちょっと時間を上げたかった。
もう一人先発誰だっけと思ったら橋本か。同じサイドの内田と面白いぐらい息が合ってなかったな。
岡ちゃんは…まあただでさえ1軍半のメンツからケガ人続出で苦しかったのかなって感じ。中国戦の後にもっとブチ切れてればよかったのに。
バーミンガム2−2アーセナル
なんとなくスカパーをつけたらやってた。後半途中アーセナル1点リードの場面から見てたが面白い試合だった。
日本代表とは真逆でシュートレンジに入ったらとにかく撃ちまくるアーセナルの選手たち。もう少しチームプレーを…と言いたくなるくらいで笑った。バーミンガムは見せ場が少ない…と思ったら途中で一人少ないのに気づいた。そんな中でマクファーデンなる選手がGKのリスタートのボールを要求して、実際にヘディングで味方に渡してるのを見てすげーなと。
そして1−2のまま突入したロスタイムが今日のその時でした。クリシーが自陣PA内で軽率なプレー。敵選手から目を離してる間に詰められて、慌てて止めようとして反則PK献上。激怒するギャラスはPA内に入らず敵陣で憤慨しきり。そしてPKを蹴るのは漢マクファーデン。彼の放ったボールはアルムニアの手をかすめ、魂でねじ込んだという表現がぴったりの弾道でネットに突き刺さって同点。そして試合再開即終了。ピッチに座り込んで号泣するギャラス。その心中や如何。ベンゲルは引き揚げるクリシーの背中をポンとはたいたが目は合わせなかった。その心中やいかに。
リプレーを見たら、前半3分にもならないうちにバーミンガムの選手が一発レッド*1。自ら招いたとはいえ劣勢の中でマクファーデンが自分で得たFKを決めて先制。こりゃ惚れるぜ。アーセナルの2点はいずれも貴重なイングランド人ウォルコット。つーか自分が見始めてからアーセナルのゴールが止まったことに少し申し訳なさを感じたりもしてるけどこういうことってよくあるよね。
