2014年ソチ五輪の聖火リレー

SFでも妨害受けたりルート変更したり涙ぐましい努力しながら終了。

中国外務省の姜瑜報道官は10日までに、ペロシ米下院議長がサンフランシスコでの聖火リレーに対する抗議運動を支持したとして「最低限の道徳も良心も完全に喪失している」と述べ、激しく非難した。

http://sankei.jp.msn.com/world/america/080410/amr0804101414013-n1.htm

姜維周瑜の相の子みたいな名前ですね。まあそれはどうでもいいんだけど、相当ご立腹みたい。

聖火リレーは11日にブエノスアイレスで行われ、ニューデリージャカルタ、キャンベラなどを経て26日に長野を通過。29日のホーチミンから5月2日の香港に移動し、中国国内ルートがスタートする。

http://www.daily.co.jp/newsflash/2008/04/10/0000930671.shtml

ニューデリージャカルタでも抗議行動が起きそうだなんてニュースがあったけどほかの地域ではどうなんだろうね。鯨権問題に敏感な豪州が無風なはずもなかろうし、ベトナム南沙諸島とかで言いたいことありそうだし、日本くらいかな。平穏が期待できそうなのは。
でまあこんな報道に接しながら思ったのは、2013年末〜2014年初頭に催されるであろうソチ五輪聖火リレー。ロシアも中国に負けず劣らずチェチェンという火種をかかえてるわけだけどどうなるんだろうね。
チェチェン共和国 - Wikipedia
チェチェンの歴史 - Wikipedia
モスクワ劇場爆破事件とか北オセチア共和国学校占拠事件とか過激派の連中は殺されてしかるべきだと思うけど、そういった派に与さない一般市民が多数犠牲になってるんだよね。
そんな問題を抱えたロシアに対する世界の世論はどうなるんでしょう。天然資源を抑えられてる欧州は今回のような抗議行動ができるのかな。世論が盛り上がったとしても、政治家のとれる選択は難しくなりそう。米もあんまりうるさくすると、MD問題とか色々あるしね。日本だって北方領土の問題やら極東ロシアの天然資源とかどうにも厄介な問題だらけ。ほんとどうなるんだろうね。
そもそもやらないってのが一番賢い選択肢に思えるな。