日本ハム4−3ロッテ

と言う試合を見てきた。
8回まではダルビッシュ小林宏之の息詰まる投手戦だった。そして延長戦は劇的な展開の連続の末、日ハムが勝利。今季5本の指に入ること間違いなしであろう試合。以下蛇足につき折りたたみ。
ダルビッシュは連勝時の勢いが感じられなかったけど、ピンチでは踏ん張るさすがの投球で8回1失点。一方の小林宏は、2回に1点失ったものの、その後は危なげない投球。
そして迎えた9回表。日ハムは疲れの見えたダルビッシュを下げて登板した武田久が0封。
ロッテも小林宏を下げるかと思いきや続投。*1。先頭打者の稲田は思わず「えげつない」と言いたくなるぐらい粘りに粘って、13球目でついた決着はライトフライ*2。しかし続くスレッジに2塁打を許して、流石に交代かと思ったら続投。小田は塁を埋めるために敬遠し、そして小谷野と勝負。ここが今日のハイライト。コースというよりもとにかく気持ちでねじ込むような投球。カウント2-3から7球目に投じた直球で三振。もう全身鳥肌ですよ。そして次の高橋もライトフライに仕留めて見事9回0封。小林宏は間違いなく今日のMan of the Match。
10回は武田久アブレイユが0封。
11回表、日ハムはMICHEALをマウンドに。同点の場面でどうなんだろうね…と思ったら先頭打者にストレートの四球を与えて、盗塁も許してノーアウト2塁。そこで打者オーティズは打ち取ったものの、続く大松がツーラン! 正直ここで勝負あったと思った。
しかしその裏。ロッテは守備固めでなぜかズレータを1塁に。そしてマウンドに上がったのは川崎。その川崎から先頭打者の田中賢が安打で出塁し、代打鵜久森を送ったところでロッテも投手荻野にスイッチ。ここで鵜久森は差し込まれながらも粘って7球目をライト前に。続く三木が犠打で1アウト2,3塁…と思ったら、金澤の悪送球とズレータの悪捕球が重なって2塁走者が生還し、なおもノーアウト2,3塁。続く小山は投ゴロに打ち取ったものの、ランナー2,3塁は変わらず。次の小谷野は歩かせても良かった場面だったけど、勝負に行った結果、ライト前に運ばれてついに同点。そして高橋信二がレフトに犠飛を放って劇的な試合についに決着。とにかく凄いとしか言いようのない試合でした。野球はやっぱり面白い。

*1:ここで思い出したのは先週の西武vs日本ハム。湧井とダルビッシュの試合。西武は8回で湧井を下げて星野を投入して無失点。一方の日ハムはダルビッシュ続投でサヨナラ負け。。。

*2:神戸のスーパーキャッチ