コーラ瓶の立体商標認定

飯村敏明裁判長は「瓶の形状自体がブランド・シンボルとして認識されており、登録を受けることができる」と述べ、審決の取り消しを命じた。
(略)
判決は<1>日本では1971年の1年間だけで約23億8000万本を売り上げ、近年も年間約9600万本を販売している<2>缶やペットボトル入りのコーラが登場した後も、同社は瓶入りコーラを意識的に広告に使い続けている――ことなどから、「消費者は形状だけで他社商品と区別できる」と判断した。
容器の立体商標を巡っては、「サントリー角瓶」や「ヤクルト」などの出願例があるが、形状だけでの登録は認められなかった。

http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20080529-OYT1T00669.htm

1971年のデータを持ち出すってのはどうなんだろうね。まあ今も瓶だけで?年間9600万ってのは驚きだけど。
で、その辺りのことはともかく、反射的にひよ子の判決を思い出した。
ひよこ - amesukeの日記
知財高裁のHPで判決要旨見れるのね。それがこちら

その形状は和菓子「鶉餅」等古くから存在するありふれたものである

とのことだけど、鶉餅なんて知らんぞ。
ひよ子は十分メジャーだろ…てのは関東と九州で育ったからそう思うのかね。
今回の裁判長が裁いてたら違った判決が下ってただろうか。まあ終わったことなんだけど。