『崖の上のポニョ』
見てきた。
これまでと同じかそれ以上に賛否両論わかれるだろうけど、手短に感想を言うと、面白かった。全然ありですよ。
最初に一枚絵を見たときに感じたガッカリ感を思い出すと、宮崎駿おそるべしといった感じ。
以下ネタばれ含む感想箇条書き。
- TOHOシネマズ六本木ヒルズで18時20分の回に鑑賞。平日夕方ってことで客の入りは半分ほどってとこ。
- 最初に海を持ってきたのがゲドとダブった。ただの偶然だろうけど。
- その海や空や雲の描き方がずいぶん幼い…と思ったけど、ポニョの世界を描いてるのだなと次第に納得。
- 海空雲と言えば紅の豚だけど、ああいう世界をイメージすると肩透かしは間違いない所。ハウルからよくここまで舵を切ったもんだ。
- 強いて言うならトトロの世界が近いように思えるけど、やはり遠い。あれはサツキとメイしか異世界との接点がないからかな?
- 宮崎駿の本気全開?こんなん描いて大丈夫かいなと思ってしまう場面もちらほら。こちらの考えすぎなんでしょうが。
- 懸念された一茂含め声優陣は皆さん健闘してたと思う。ハウルのヒロインのおかげで耐性が付いたのかもしれないけど。
- ポニョを見てただの金魚だと思う宗介はぶっ飛びすぎ。5歳のころってあんなに純真なものだったっけね。
- 母親のリサは輪をかけてぶっ飛んでた。まず、そのドライビングテクニックに感動。そして、人面魚だとか幾らなんでも荒れ過ぎだろって海とかに対して一々疑問を持たない豪快すぎる性格が素晴らしい。
- つーか基本的にそれおかしいだろというところに突っ込む人がほぼ皆無な世界。日本風な舞台設定だけど実は異世界とかそういうことなんだろうか。
- まあその辺りは瑣末なことだな。。。と思えるかどうかが評価の分かれ目か?
- フジモトとかグランマンマーレのデザインはディズニーを意識?
- 船の墓場の辺りは考えるとわけわかめなので、とりあえず考えない方向で世界に浸っといた。
- 宗介がリサを探す辺りは一時停止しながら見たくなったな。海に沈んだ島をデボン紀の生物が泳ぎ回る光景は腐海を思い出した。中には駿オリジナルの生物もいたようで、その違和感のなさに驚き。
- そういえばフジモトが最初に餌をあげてるシーンにオパビニアがいたような。カンブリア紀の生物には魅かれる。
- とりあえずはこんなところで。もう一回くらい見に行くかもしれん。つーかパンフレット買い忘れた\(^o^)/
追記
映画館を出たら小さい女の子が歌を歌ったりセリフを真似たりしてた。
駿凄いよ駿。