200808北東パスの旅・2日目

新宿23:10→4:51新潟


新潟駅に着くと晴れ間ものぞいていたものの、天気は曇りで雨も少々。
到着後すぐに村上行きの電車に乗り継げるんだけど、その後の目的地までショートカットにはならないので、おとなしく新潟駅周辺をぶらぶら。
ただし、繁華街から離れてるらしく、新潟駅周辺で骨休めできる場所は待合所ぐらいという罠。

新潟6:01→6:36新発田

99%曇りでほんのわずかな隙間から晴れ間がのぞけるという空模様。
去年は大雨で遅延したことを思えばまだ幸先が良いと言える状態。

新発田6:44→9:30酒田


新発田駅でようやくパンその他を購入して朝飯にありつけた。この駅での乗り換えには注意があって、ここから列車が2両になるのでホームの進行方向前方で待っとかないと置いてけぼりをくらいかねない。
列車の運行に影響はないものの、平林辺りから雨に降られた。そして空は基本的に曇り。海の方を眺めると、灰色一色で空と海との境目に区別がつかないような場所も。

酒田9:38→11:31秋田

去年は遅延待ち合わせのため駆け抜けた酒田駅
今年は多少見て回る余裕があった。とりあえず獅子が有名らしい。

酒田から先もそれまでと似たようなもので、ひたすら曇り。日本海らしいと言えば日本海らしかった。

秋田にて

秋田に到着してもやはり曇り。まあ気にしてどうなるものでもないので、秋田駅のロッカーに荷物を預けて身軽になると、去年と同じ温泉『華の湯』へ。
うろ覚えだったけど、適当に歩いてたらちゃんとつけた。そういう記憶力はまだ大丈夫らしい。温泉ではたっぷりと癒されました。
駅への帰りは去年と同じくバス。去年見かけなかった釣りキチ三平のラッピングバスだった。売上に対する影響とか気になるけど、まあいいや。

そして駅に帰ったら、乗るはずだったリゾートしらかみが大雨で運行中止との衝撃情報に先ほどまでの余裕が吹き飛んだ。深浦までバスを出しますって話もあって、一瞬それに乗ろうかとも思ってたけど、実際に乗車してたら予定通り北海道に上陸するのは無理になってたな。結局内陸を通る代替ルートを進むことに。
その出発までは時間があったので、ネットカフェで時間をつぶしたあとで昼ごはん。適当な飯を探したけど適当なのが見つからず、東京でも食べられるはなまるうどん。ちょっと屈辱。

秋田15:28→17:16大館

秋田を出てしばらくすると、この日初めて素敵な青空が拝めた。

とはいっても逆サイドの山側は曇り。

まあ晴れてる方もさらに遠くは曇ってたんで、結局五能線の運行は無理だったんだろうね。
奥羽本線の方も雨で遅延という情報があったんだけど、乗ってみれば大丈夫だった。途中、雨で増水した川を見て、先ほどまで降っていたであろう雨の激しさに思いを馳せる。鷹ノ巣駅から秋田内陸縦貫鉄道に乗ってみたくなったけど、さすがにそんな無茶はできない。
大館に関してまったく予備知識がなかったんだけど、ハチ公のふるさとらしく、巨大なハチ公が駅のホームに鎮座してらした。

大館17:56→18:38弘前18:41→19:27青森


大館駅を出てすぐ、きれいな夕空が拝めた。
ただし列車の運行は遅れ気味。上に書いた通常の運行時間とは多少というか、かなりずれがあったと思われる。
そして青森で食べようと思って大館駅で購入しておいた鶏飯を電車の中でぺろり。空腹も手伝ってか素晴らしく美味だった。
そのまま乗ってたとしても、青森に着くのは上野からの北上組に比べれば早い自信があったのだけど、遅延があったので念には念を入れるつもりで特急ワープ。予定より2,30分速く青森へ。

青森

そして青森駅に着いたのは良いんだけど、着いてびっくり。すでにRSRを目指してること相違ない人々が自由席近辺で列を成していた。1日目の前だからか、10周年記念だからか。何とか最初の列が折れ曲がってすぐの辺りに並ぶことができたけど、正直驚いた。
そして後ははまなす入線まですることもないので青森駅のちょっと外とホームをぶらつきながら写真撮影。
青森ベイブリッジは、安直な名前はともかく綺麗な橋だと思う。

RSRを待つ人々。最終的にはもっと増えて大変なことになった。

青森22:42→北海道へ

駅に入線してからが一苦労。列の並びに気付かないのか、意図的に無視してるのか割り込んでくる連中を牽制しながら列車に乗り込んで、なんとか座席確保。
したはいいものの、次から次へと人が乗ってきて、デッキはおろか通路まで人であふれかえる異常事態。結局指定席の通路まで開放してたけど、あれは指定席の客にしてみればたまったもんじゃなかっただろうな。隣の席に乗ってたのが、はまなす乗車何十回というベテランの爺ちゃんだったんだけど、その彼をして、今までこんなことはなかったと言わしめたほどの混雑で、トイレに行くなんて夢物語という状態だった。
そして電車は多少遅れて出発。人が多くて危ないという判断からか、いつもは消されるはずの照明がつきっぱなしだった。そんな中、良い感じで眠気がktkrと思ったら、結局青函トンネルに入る前に目が覚めた。隣の爺ちゃん曰く、青函トンネルは青森側だけ3本の青いライトがあるらしい。というか実際あった。そんな爺ちゃんの話に耳を傾けつつ眠れない旅は続く