都市対抗決勝：新日本石油ENEOS4-1王子製紙

序盤で点を取り合い、3〜5回は互いに安打を許さない投手戦で0行進。試合のキーポイントとなったのは6,7回。
6回裏：王子製紙は先頭打者が安打で出塁してノーアウト1塁。さてどう攻めるかと思いきや、バントで進塁させて1アウト2塁。その後センターフライで2アウト3塁という場面を迎えたところで新日石が左のリリーフ廣瀬を投入してシャットアウト。
7回表：初回で崩れた蓬莱に代わって良く投げてた小町がつかまって1死2塁となったところで奥村に交代。何とか2アウト3塁までこぎつけたところで痛恨のワイルドピッチが飛び出して勿体ない失点。その後も危ない場面はあったけど、なんとかしのいで4−1。
7回裏：裏表の攻防を見てて勝負あったかなと思ってたら先頭打者が出塁。そして続く打者がデッドボールで無死1，2塁。攻める方にとっても難しいこの場面、王子製紙は強硬策がゲッツーと裏目に。結果論だけど、送った方が良かったんだろうね。打つにしてももうちょっとカウントを待っても良かったと思う。そして次の打者も倒れて追い上げならず、実質ここで勝負あり。

8回からはお目当ての田沢投手が登板。そこまでの試合展開を見ながら、大学野球より数段上だねぇ*1と思ってたんだけど、そのレベルにあってさらに飛びぬけてた印象。今すぐメジャーの一線級でってのは難しいだろうけど、将来に期待したくなる素材であることは間違いないだろうなと思う。

余談ながら

　
応援団は王子製紙の方がバラエティ豊かな曲を演奏してて面白かったですよ。
妙なマスコットもgood.

*1:応援団含む