ほしのこえ

近所の本屋で見かけたんでパラパラっと最初の方を立ち読みしてから購入。

ほしのこえ (KCデラックス)

ほしのこえ (KCデラックス)

ラストの方で不覚にもハラッと来てしまった。昔映画を見た時はそこまでグッと来なかったように思うんだけどなぁと思いつつ某動画で見てみたら…か・な・り泣かされそうになった。漫画版を読んだことで、美しい背景と平面的な人物のギャップがより際立ってしまった感が無きにしも非ずだけど、そんなことが些細に思えるぐらい時間と空間に引き裂かれる恋人という新海監督の作品全体に通じるテーマの表現に胸を打たれる。かてて加えて音楽が映像を邪魔せずに何倍にも引きたててくれるんだよね。好き嫌いは別れるだろうけど、やっぱ良い作品ですよ、うん。