サリフ・ケイタのこと

なんとなくタワレコ行ったら新譜が出てたので、1曲目だけ試聴して買ってきた。相変わらず素晴らしい声。CDでこれだけ伝わってくるんだから、ライブだったらどうなることやら。もっとコテコテのアフリカンなら聞き難さもあるんだけど、この人の場合はオケが聞きやすいのも良い。勢いのある曲もいいけど、やっぱり緩やかな曲の方がこの人の持ち味が生かされる気がする。なんと言うか、時間が本当にゆっくり流れる感じ。気持えーなー。疲れてるときに聞くとホントにたまらん。その内旧譜も漁ってみよう。ってわけで、ちゃんと聞くのは今回が始めて。元はといえば、リチャード・ボナのアルバムに参加してたのを聞いたんだよな。そのアルバムの中で一番グッと来たのがサリフ・ケイタの歌ってる曲だった。魂の一番深いところを捕まれてぐゎんぐゎん揺さ振られるような衝撃だった。お陰で他の曲の印象が薄い薄い。と、思って聞き直したら、バラエティ豊かで意外と良いじゃないか。まあそのせいで印象が薄まってるのかな。器用な人なんだけど、突き抜けきれてないような。気が向いたら新しいの聞いてみようかな。

ムベンバ

ムベンバ

ムニア~ザ・テイル

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