カメのハリエットのこと
オーストラリア在住の世界最高齢の「カメ」ハリエットが175歳になったって話。ダーウィンが連れてきたってんだから吃驚。175年前というと1830年。吉田松陰と大久保利通が同級生。なんか凄すぎて笑えて来る。出来事で言うとフランス7月革命が起こった年。
この有名な絵の下のほうに小さなハリエットがいたらと思うとなんか笑えて来るその2だけど、
一緒にオーストラリアへ移った2頭のゾウガメは相次いで死んでしまい、ハリエットだけが生き残っている。
という何気ない一文にどうしようもない寂しさと切なさを感じる。で、このハリエット君の話を聞いて思い出したのが『ドリトル先生の郵便局』に登場する超長寿のカメ。ノアの箱舟に乗って大洪水を生き延びたとかいう設定が、子供心に胸をくすぐられたというか何と言うかツボだったな。と言いつつカメさんの名前が思い出せなくなってる自分の記憶力の劣化振りに涙。それはそれとして、この話に限らずドリトル先生は本当に楽しい話ばかりだった。今の子供達にも読まれてると嬉しいんだけどはてさて。全集も出てるのか。これを機に読み直そうかな。
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