欧州CL準決勝:バルサvsミラン2nd leg

ついに我が家のスカパーが完全に沈黙したため、都内某所のスポーツカフェで観戦。
とか何とかくだらない前ふりはともかく、結果から言うと0−0のスコアレスドローだったわけだけど、バルサvsベンフィカ1st legとか日本代表とかのような遣る瀬無さはなかった。
勿論得点シーンが見たかったけど、今日のジーダは神がかってたな。DFの裏を取る動き出しといい、エトーのパスといい、何から何まで完璧だったラーションのダイビングヘッドが防がれるならどうしようもないよな。あと、ロナウジーニョが寸分たがわずジュリーに通したパスも見事だった。あれが、もうちょっと角度のあるところからだったらな。
で、問題はベレッチロナウジーニョからのスルーを受けたジュリーの折り返しに後はちょこんとあわせるだけってボールを思い切りすかしてくれた。あれが入ってればスコアから言っても面白いゲームになってたろうな。ミランは開始早々のカカのシュートが決まってればってとこか。つーか前半開始していくらかの時間帯は去年のチェルシー戦2nd legなみのバタバタぶりを感じて冷や冷やしたけど何とか修正できたようで一安心だった。
カフーを出してきたときにエトーを対面に当てた作戦も見事だったな。一度ゴール前で危ないシーンがあったけど、それ以外はほとんど仕事をさせてなかったように思う。それから、ガットゥーゾOUTルイ・コスタINって采配も勝利への執念を感じさせてくれた。それだけに、最後、インザーギを下げたのはな…バランスを考えれば致し方ないんだろうけど、やっぱシェフチェンコより彼の飛び出しが怖かったからね。まあ見てるほうとしての感想だからピッチ上の選手がどう思ったかは分からんが。
とまあ適当につらつら書いて最後に同じことを繰り返すと、いいゲームでした。昨日と同じく0−0だったけど、見所はたくさんあったしね。つーかホーム・アウェーの違いはあれど、スコアがまったく一緒なんだな。決勝はどうなるか。アーセナルvsバルセロナ。楽しみだ。