モルツvsワールドドリームスII

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要はマスターズリーグのオールスターって感じか。結構空いてるのかなと思って見に行ったら満員近く入ってて驚いた。試合前のセレモニーに松たか子が出てたけど、2階席だったので豆粒みたいで良く分からんかった。始球式は小池栄子。当然ノーバンで届くわけもなく。んでその式を仕切ってたのが徳さん。試合でも日テレの船越アナと実況・解説みたいなことをしてたな。
んでまあそのあたりはどうでもいい。バースが見られただけで満足。彼を見るのはリアルで20年ぶりくらいか。自分も年を取るわけだ。当然20年前のようにHRを打てるわけはないんだけど、そこにいるだけで満足みたいな。バース以外にも、ブーマーとかブライアントとかデストラーデとか川藤とか佐野滋とか大野-達川バッテリーとか、見られただけで満足できる面子ばっかだった。
そしてそれに輪をかけて貴重だったのは張さんこと張本と坂東の対戦に江夏-田淵のバッテリー。張さんは殆どバットを振る気がなかったみたいだし、坂東の方はあんまりストライクが取れない感じだったけど、1球だけファウルで粘った時は本当に貴重なものを見れた気がした。田淵は自分で返球できてなくて審判に返してもらってたのが面白かったな(ちょっと切なかったけど)。
去年引退したばっかの初芝と町田が打ってたのは当然といえば当然なんだけど、シピンがヒット量産してたのが凄い。今年の8月で60歳になる男の打撃じゃないよ。そこへいくと元木のダメさが際立ってたな。まあそれはどうでもいい。
んで、シピンも凄かったんだけど、一番は村田兆治。藤川もクルーンも凄いんだけど、56歳で130km/hを揃えて来る男にはベクトルの違う凄さがある。つーかその村田からヒットを放ったバースもやっぱり凄い人なんだなと改めて思った。
ゆるゆるな雰囲気ながらも中々に楽しめた試合だったな。