世界バスケを振り返ると

面白かったというのが率直な感想。最初はファイナルラウンド最初と最後の計4試合見るつもりだったのが、急遽予定を空けたりして結局生観戦だけで16試合。自分には想像すらできないようなプレーの連続に圧倒されたってのもあるし、1発勝負のトーナメントだからか、試合終盤までもつれる展開が多かったってのもはまった要因の一つだな。4Qの緊張感と終わった瞬間の開放感は病み付きになりそう。前も書いたけど、日本開催で、自分が見れる土地で開催してくれて本当に良かった。2007年の五輪予選@徳島も、2008年の北京五輪も、2010年のトルコ大会も全部見に行きたくなってしまった。

不満点

世界バスケ@20060725
世界バスケ明日開幕!
世界バスケ開幕
世界バスケ:日本vsスペイン
ジェリコ監督解任

この辺りに大体言いたいことは書いてるっぽい。
自国開催で自国の試合すら一つも生中継が無かったっていうのが信じられない。バスケ協会が高く設定しすぎてどの局も買えなかったとか? だったらふざけんなって話だよ。高くしたのはFIBA? 日本ならともかく世界にならまともにソロバンはじける奴がいそうなんだけどな。何にせよ妄想することしかできない。今回、どうして地上波ではTBSの録画中継だけになったのか、洗いざらいぶちまけてくれないもんかね。
今後のことを考えると、まず協会が音頭をとって若年層からの強化とかメディア(特にテレビ)への露出増加とかやらないといけないんだろうけど、肝心要の協会が腐りきってるって時点に八方塞感が漂ってる。一番テレビへの露出が期待できるのは田臥だろうけど、田臥がいたからって肝心の戦力がそんなに向上するもんでもなかろうし。つーか、協会幹部が自信持って呼ぶとか言ってた割りに早くも辞退しそうな気配なのが笑える。
そして五輪予選まであと1年しか無いってのに、何の勝算があるのか知らないけど監督交代。元々実力があればそれもいいのかもしれないけど、日本の段階ではチームを作る継続性が重要になってくると思うんだけどな。プロリーグが無い状態ならそれを逆手にとって、一つのチームを作って徹底的に強化するってことも出来そうなもんだけど。出来ないのか、しないのか、意味無いのか。
バスケは面白い。が、日本だけが世界から取り残されそうで怖い。