『ダリ回顧展』行って来た

平日の昼間だってのに人が一杯で大変。休日じゃなくて良かった。
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当たり前だけど、最初は普通の絵を描いてたんだな。そしてさらに当たり前だけど絵が上手い。自分でも何言ってるんだって感じだけど、本当に上手いなと思ったんだから仕方ない。特に習作のスケッチを見てそう思った。
特に気に入った作品は『手（良心の呵責）』『分子の騎馬像』など。途中に普通の綺麗な船の絵があって、ああこういうのも書くんだなと思ったら、それはドーソンって人の作品で、それに手を加えて素敵な絵に仕立ててたのも面白かった。
『ミレーの≪晩鐘≫の古代学的回想』はなんでミレーの『晩鐘』からこんなイメージ湧いてくるかなって感じで素敵だった。
時計が溶けたような絵とかも好きだったけどタイトルを覚えてない。やっぱカタログみたいの買えばよかったかな。『チェロを残忍に攻撃するベッドと二つのベッドサイド・テーブル』は、絵を見てぎょっとして、タイトルを見て笑いそうになった。そのまんまなんだもん。
『燃える麒麟』がなくて残念だと思ったら所蔵はバーゼルなのか。他にも色々見たい絵はあったんだけど、結構各所に散在してるのね。100周年とか銘打つならもちっと頑張って欲しかった。