捕鯨問題
Googleアラートで拾った記事。
http://www.greenpeace.or.jp/press/releases/pr20070123_html
「水産庁や日本鯨類研究所は『90%の日本人が商業捕鯨に賛成』とのWeb投票を引き合いに出し、"捕鯨支持の高さは鯨肉の潜在需要と同じ"とばかりに捕鯨国を商業捕鯨再開に踏み切らせてしまっている。
Web投票とはヤフー投票のこと。グリーンピースの過去記事にもあるけど、日本捕鯨協会はトップページに堂々と「Yahoo!投票 にて商業捕鯨賛成が大多数を占めました!」とか書いてあるのを見ると頭が痛くなる*1。もっときちっと調査しろよと。
しかし、日本では調査捕鯨の副産物(鯨肉など)すら消化できずにいることは、農林水産省の流通統計からも明らかだ」とグリーンピース・ジャパンの海洋生態系問題担当部長の佐藤潤一は語り、「国際的に絶滅危惧種に指定されているクジラが"日本人のために"捕殺されるのを支持する日本人は少ないだろう」と続けた。
絶滅危惧種については、1.どこが指定してるか、2.その等級は何か、が問題になると思うんだけど詳しい説明が無い。日本だと都道府県単位で指定してる例を結構見かける。まさか日本が指定してる種を調査で捕鯨するなんてことはないと思うけど分からん。反対国はデータの有無に関わらず指定しそうだし、国際機関にしても、構成国の意見が反映されるだろうから、こういう風に利害が対立してる場合は信頼していいものか疑問が残る。賛成も反対もなくきっちり調査だけしますって組織は無いのかね。
とか思いつつ色々ぐぐってたら見つけたページ。
http://www.e-kujira.or.jp/iwc/2006stkitts/text/text17_2.html
質問:しかし,IUCNの情報から環境省はレッドリストを作っているのではないか。
前:その通りだが,環境省のレッドリストには海洋生物は含まれていない。
鈴木:必ずしも一貫性のある管理にはなっていないということである。IWCの言い分がIUCNで採用されるというわけでもない。
前:クジラの研究はIWCが圧倒的に進んでいる。南氷洋ナガスクジラなどが増えているということは,IWCで出てきているものであり,一番進んでいるIWCで最新の話が出てきている段階で,同じレベルで他の機関で進んでいるわけではない。
レッドリストに海洋生物が含まれない理由について記者に突っ込んで欲しかった。こんな状況でミンククジラはともかく、ナガスクジラまで獲るのは流石にやりすぎじゃないかと思う。何故かというと、実際はどうだか知らないけど、シロナガスクジラと名前が似てるから数が少なそうな気がするからですはい。
“くじら問題への新しいアプローチ、グリーンピース・ジャパンの 「くじラブ」サイト もご覧ください。”
http://www.whalelove.org/wagon/
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正直新しすぎる予感。出来ることは何でもやるって姿勢はスゴー。