「彼を許し、彼のために祈ろう」

ロイター通信によると、ホルタ大統領は「過去を忘れることはできないが、我々は、スハルト氏が亡くなる前に彼を許すべきだ。国民は、彼のために祈ってほしい」と語った。

http://mainichi.jp/select/world/asia/news/20080118k0000m030044000c.html

こういうことが言えるってのはすごいな。心底そう思う。

そういえば

以前もビンラディンにあてたメッセージの中でこんなことを言ってた。
ビンラディンへの言葉 - amesukeの日記

首相は26日の声明で、「私のメッセージが何らかの変化を起こすだろうとの幻想は抱いていない。しかし、彼が耳を傾け、良心に響く可能性も否定出来ないだろう」と同容疑者を選んだ理由について語った。

首相のメッセージは23日に流された。インドネシアに武力侵攻され、拷問がはびこった強制占領を受けた東ティモールの歴史を振り返りながらも、「イスラム教徒1人、インドネシア人1人さえ憎んでいない。それがあなたと私の唯一の違いだ」などと呼び掛けている。

透徹してるというか、しすぎてる感すらある。大丈夫かな。