カストロ議長が退任

寂しくなるな。自分とそう変わらない年齢の時に徒手空拳で革命を成し遂げたって点で本当に尊敬に値する人物だと思うのですよ。革命後は小国の悲哀を感じずにいられないのだけど、今以上を求めるってのも中々難しいだろうな、と。ゲバラは純粋過ぎて人の枠を飛び越えてしまったけど、あくまで人として大きいのがカストロ爺さんなんじゃないかな*1。

人民権力全国会議では、暫定議長職にある実弟のラウル・カストロ第一副議長が、後任の国家評議会議長に指名される、と見られている。

http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPJAPAN-30403020080219

なんだかんだで弟ラウルも有能な人物のようだけど、その後は? 単純に世襲にはならんとは思うけど、いずれにせよこの体制を維持するのも難しいだろうね。

民主化?

ブッシュ米大統領は19日、訪問中のルワンダで、キューバのカストロ国家評議会議長の引退が民主化への移行の始まりとなることを期待する、と述べた。

http://jp.reuters.com/article/domesticEquities/idJPnTK810536820080219

何だって彼はここまで民主主義を信奉するんだろう。その恩恵に預かりまくってるから?

*1:現時点での判断ね。