さよなら東急まちだスターホール

前回行ったのは一昨年になるんですな。プラネテスのプログラムを見て雰囲気が良かったんで、足しげく通いたいなんて思ってたものの、居住地からの遠さもあって何となく行かないまま過ごすうちに3月末で閉館なんて話が聞こえてきたので慌てて行ってきました。
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今日見てきたのは、14時45分のメインプログラムと16時の星空ミュージックアワーの2回。
最初の回で、満天の星が投影された時点でなぜかじわっと涙が出てきました。解説員の方の話も丁寧で、自動進行していくだけのプログラムにはないぬくもりがあって、安心して聞けるのが本当に良いんだよね。子供の頃に聞きに行ってたら間違いなくその日の晩に星を探してただろうなぁ。今日もやろうかと思ったけどあいにくと用事があったんで出来ませんでした。
星空ミュージックアワーでは、まずテルーの唄が流れて、単体で聞くといい曲だったんだなと改めて認識。その後流れたのはスピッツ君が想い出になる前に」、やなわらばー「さくら」、坂本龍一鉄道員(piano ver.)」、坂本九見上げてごらん夜の星を」、BeatlesThe Long And Winding Road」、Louis Armstrong「What a wonderful world」。最後の2曲で号泣…とまではいかないまでもポロポロと泣いてしまいました。
老朽化とはいうものの、リニューアルして営業を続けることも不可能じゃないでしょうに、なんで閉鎖しちゃうんでだろう。。。ってまあ営業的に厳しかったということなんでしょうが。世知辛いもんですな。
とまれ、プラネタリウムというよりは天象儀と呼びたくなるような郷愁を感じずにいられない雰囲気が最高でした。28年間ご苦労様。あと6日間、がんばってください。

*1:左上:開館時のポスター。「星のまたたく百貨店」というコピーが素敵。右上:チケットとホール。左下:閉館まであと6日です…。右下:五藤光学製の投影機