欧州CL07-08決勝:マンチェスターU1−1(ex0-0,pk6-5)チェルシー

PK戦がいつもそうであるように、釈然としない結末。
とりあえず簡単に振り返り。
・前半

・穏やかな立ち上がりから徐々にマンUペース。
エッシェンのプレーが軽い…と思ってたらマーク外してロナウドが先制。
・その後もマンUペース。ルーニーからロナウドへのロングパス→波状攻撃→ツェフのセーブ連発にしびれた。
チェルシーが縦一本ばかりでほとんどサイドと遅攻を仕掛けなかったのはわざとか? と思ってたら最後になってしかけた。
・そしてエッシェンの半ばやけくそミドルからランパードゴール同点。
・いまさらだが、バラックのパスをハーグリーブスがカットするシーンに何とも言えない感慨が。
・C.ロナウドの足を削るカルバーリョ自重w

・後半

・後半はチェルシー。積極的に攻撃仕掛けて良い感じだったけどゴールに至らず。
マンUは一度ロナウドとエブラの1・2からチャンスが作れてたぐらいだったか。サイドチェンジのパスが全く見られなかった。
ドログバの強引なキープ→強引な体勢からシュートとか思わず笑ってしまった。ポスト空気嫁
線審の点数は4.0〜4.5。

・延長戦

チェルシーがゴール前でチャンス作るもランパードのシュートはクロスバー
・エブラ突破でツェフ釣りだしてギグスシュート。決まったと思ったらテリーの神クリア。
ジョー・コールOUTアネルカINでチェルシーは流れが止まった感あり。
・ファウルでのごたごたからドログバが一発レッドで退場。
テベスのアルゼンチン人らしさが光ったと言えなくもないが、正直反吐が出る。

そしてPK戦
120分トータルで言えば、チェルシーの方がいいサッカーをしてたけど、最後に勝ったのはマンチェスターユナイテッド
4-4で後攻チェルシーキッカーはテリー。その時点で詰んだはずが、テリーが芝に足を取られて枠外。その後一人ずつ決めたものの自信なさげな表情のアネルカが気合いたっぷりのファン・デル・サールに止められて終了。
それにしても、勝負を分けたものは何だったんだろうか。チェルシーには生え抜きのテリーやランパードがいても、スコールズギグスといったベテランが居なかった…というてのが一因かもしれないけど、一にも二にもマンチェスターUというチーム自体の持つ意味不明な力が勝利を引き寄せたとしか思えない。それこそ、99年カンプ・ノウの奇跡のように。
すべてが終わった後のテリーの表情が切なすぎて言葉がないな。最終的には勝ったマンUを褒め称えるべきなんだろうけど、やはり胸のつかえが取れない。PK戦ってシステムもそろそろ考えなおしてもらいたいもんだな。