日本科学未来館に行ってきた

ドームシアター*1がさらに進化したという話を聞いて、これは見なければということで行ってきた。気づいたら2006年以来と結構久しぶり。
お台場へは新橋からゆりかもめではなく、浜松町からバスで移動。フジテレビ前で天達天気予報を横目に眺めつつ科学未来館前で降車。開館10時の20分ほど前に着いた時点ではまだ一人も並んでなかった。
朝

周囲の写真をパチパチ撮ってたら数人並び始めたので、その後ろにくっついて待機。開館する頃には20人弱ほどの列になってた。それとは別に小学生2グループと中高生と思しき1グループが待機。社会見学でこんなとこ来れるなんて羨ましい。
開館時間が来てチケットを購入。そして前回来た時は6階にあるドームシアターの前まで行って発券してたけど、発券機が1階の奥に来てた。これは便利だなと思いつつ発券完了。

ジオコスモス

とりあえず10時45分のプログラム開始まで間があったので、未来館の代名詞的な展示と対面。
ジオコスモス

球体の周囲にLEDパネルを貼り付けて、気象衛星の画像データを送り込んで地球を再現。
これを見ただけで入館料500円の元を取っておつりが来たと思える。

バースデイ

http://www.miraikan.jst.go.jp/exhibition/gaia/birthday.html
リンゴから始まって銀河に至る番組構成も良かったけど、とにかく高精細な映像に圧倒される。3Dも流石の迫力で、小学生が歓声を上げまくってた。
個人的には解説員がその場で話してくれる方が好きなんで、それも良かった。平日午前と土日午後は解説員。それ以外はオートのプログラムとのこと。
不満点は頭がでかいもんで3Dメガネがちょっときつめだったことぐらい><

ロッテリア

ドームシアターの別番組の発券を済ませた後、朝昼かねて館の隣にあるロッテリアで食事*2。絶品バーガーセットを頼んだけど、ポテトのしょっぱさが印象に残った。こんなに塩分取って大丈夫だろうかと思いつつも捨てるのは嫌なんできっちり全部食べてから館に。

常設展示

13時のプログラム開始までにサクサクっと見て回った。

インターネット物理モデル。
白玉と黒玉を数字の0と1に見立てて送受信する大掛かりな模型。極めてアナログな感じが良いね。

小惑星いとかわの模型。
はやぶさは来月にもエンジン再起動の予定か。上手く行ってくれることを強く祈る。

有人潜水調査船しんかい6500の模型。
深海の世界ってのも面白そうで乗ってみたくはあるんだけど、潜ってる時に正面からマッコウクジラが…とか想像すると腰が引けてしまう。のび太の海底奇岩城で出てきたクラーケンがトラウマかも。

スーパーカミオカンデのモデル。
チェレンコフ光をイメージした青い光に目を奪われる*3。光と同時に流れるポーンという効果音も心地良い。

実験見学


鳥のレバーからDNAを抽出する実験。
レバーをつぶす→界面活性剤と混ぜる→80度の湯で10分暖める→ガーゼを通して押し流す→DNA抽出完了という手順だったように記憶している。1個のDNAが見れるわけではないけど、糸のように伸びたDNAが観察できたのは面白かった。

宇宙エレベータ

http://www.miraikan.jst.go.jp/exhibition/gaia/elevator.html
宇宙エレベータが実現した近未来を描いたアニメ。
最後にセルカン氏が「世界中の国が1年戦争をやめれば建築費がまかなえる」と言ったようなことを述べてたのが印象的。

再び常設展

一通り見て回った後は再びジオコスモスを見上げるフロアに。ソファに寝転がってジオコスモスをボーっと見てると、周囲の音が消えて無重力の宇宙から地球を見下ろす気分になる。データを読み込む際にブルースクリーンになるのはご愛嬌か。

特別展

過去に「サイエンストンネル」とか「65億人のサバイバル」とか良い展示があったけど、現在は常設展のみの営業。今後も予定がないのか未発表。不況の影響かどうか分からないけど、ちょっと心配になるな。

*1:プラネタリウム

*2:科学未来館は再入場可

*3:本物だったら命を奪われる?