『グラン・トリノ』

妻に先立たれ、息子たちとも疎遠な元軍人のウォルト(クリント・イーストウッド)は、自動車工の仕事を引退して以来単調な生活を送っていた。そんなある日、愛車グラン・トリノが盗まれそうになったことをきっかけに、アジア系移民の少年タオ(ビー・ヴァン)と知り合う。やがて二人の間に芽生えた友情は、それぞれの人生を大きく変えていく。(シネマトゥデイ

http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tydt/id332286/

やたらと評判が高かったんで見てきた。以下微妙にネタバレな感想。
中盤まではクリント・イーストウッド演じる糞爺を通して米社会がユーモア混じりに描かれ、前評判通りの内容だなと思って見てた。
ただ、クライマックスで奈落に突き落とされてかなり凹んだ。結末はとくに目新しいものでもないと思うけど、アメリカ人的に力に対して力で応酬しないってのは新鮮なんだろうかね。ウォルトの魂は救われただろうけど、スーの今後を思うと遣る瀬無い。