『アマルフィ 女神の報酬』

久しぶりに実写の映画。

クリスマス目前のローマ。亡き夫との思い出が詰まった街で、矢上紗江子(天海祐希)は最愛の娘の失踪(しっそう)するという最悪の事態に見舞われてしまう。身代金目的の誘拐か、それともテロか……? 犯人グループが警察の包囲網をかく乱し、捜査が一向に進展しない中、事件の真相に迫る外交官・黒田(織田裕二)は、ある事実に行き当たる。(シネマトゥデイ

http://info.movies.yahoo.co.jp/detail/tydt/id332676/

結論から言うと、一番気になってたサブタイトル「女神の報酬」の意味がよく分からなかった。
それはともかく、こちらでの評判通り最初からぐいっと引き込んで最後まで離さない力を持った良い作品だった。批評では天海さんが大根とか言われちゃってるけど、娘が誘拐された時の能面みたいな表情はちょっとゾッとしたよ。シリーズ化しても面白そうだけど、この質で作るとなると予算が大変だろうな。このご時世だとちと厳しいか。
それにしてもイタリアの観光名所の風光明媚なこと。ハッと飲まれるような風景が写るたび、どういうカメラを使って撮影してるんだろうとか、こんな広角のレンズあったら欲しいんだけどなぁとか、今まであまり気にならなかったことが気になるのは職業病じゃなくて趣味病か。我ながら病膏肓に入ってるなぁ。