曇り/微妙/人出

全く日が射さなかったこともあってか、とにかく寒く花冷えを通り越して花凍りそうな一日。家に閉じこもった上でさらにこたつか出たくないところだったけど、そうも言ってられないので仕事。そのついでに増上寺へ行くと、この時期ということもあってか、普段よりかなり多くの人出になっていた。見なれてしまうと日常の風景だけど、古めかしい寺とその横にそびえる東京タワーってかなりのインパクトだよなぁと。桜の方はといえば、枝垂れ桜が7分咲きと思ったら一部葉っぱが芽を出し始めてるのを尻目にソメイヨシノはまだおねむの様子。そりゃこんな天気じゃ起きる気になれんよなぁ。

そういえば、と前置きしたうえで突然昨夜に戻るけど、六本木アートナイトというイベントが開かれていて、普段1,500円払わないと入場できない森美術館に500円で入れるというので喜び勇んで行ってきた。どこからどう情報を聞きつけたのか竹下通りばりの人出で、目玉の宇治野宗輝さんによるパフォーマンスをしっかり見ることが出来なかったのが心残り。正直、一番前の人から車座になればもっと見られたような気がしないでもないけど、プロレス的なパフォーマンスもやってたから立ち見も演出の一環かな。それはともかく、その人出の凄さに昨年行ってきた大地の芸術祭を思い出した。あれはあれでしっかり人が来ていたし、一概に比較出来るものでも無いだろうし、要は人口の差なんだろうけど、東京で行われるイベントの集客力の高さに感心を通り越してやれやれっとお手上げ。