vs栃木SC@グリスタ

栃木 1-2 福岡 *1

開幕から3月経ってようやくの今季初観戦。普通列車に揺られて宇都宮に着いた後はシャトルバスにゆられること20分ほどで栃木グリーンスタジアムに。草の緑と空の青がえらく気持ち良かった。

ただ、空が青すぎて太陽を遮るものが何も無かったので、えらく暑かった。そんな中で90分走るんだからサッカー選手ってのもきつい職業だ。
で、試合のこと。福岡が栃木を勝点3差で追いかける4位争いで、どちらにとっても昇格レースに残っていくためにはいわゆる一つの絶対に負けられない戦い。福岡も栃木も負けなしで5月を乗りきって、栃木は松田監督のディシプリンが隅々まで行きとどいたのか前節まで6試合無失点。
という状況の中で迎えたこの1戦。福岡が開始早々4分に永里源気のゴールで先制*2。その後も上手くパスをつないだりサイドチェンジしてみせたりしっかり守備ブロックを作って相手の攻撃に対処したり、明らかに去年の福岡とは違うぞという姿を見せてくれた。ゴールが早かった分、その後は時間の進み方がえらく遅く感じられたな。そして今日の主審は少しの接触プレーで笛を吹いていたので、くれぐれも気を付けてくれと思いながら見ていたら、41分に微妙な判定で与えてしまったFKから崔のゴール。まあそれも含めてサッカーと言ってしまえばそうなんだけど、どうにももやっとしたまま後半に。
後半は開始からやや押しこまれる時間が続いたものの、大久保のゴールで福岡が突放す。今まで何度も逆転されるところを見てきただけにこれは嬉しい。中盤で久藤がためを作った後に右サイドを駆け上がった選手にパス…はせずゴール前で構える岡本へ。そのパスを岡本が胸で落として、大久保が少しもたつきながらもネットを揺らす。目の前でこんな綺麗にくずしたゴールなんていつ以来だろう。その後は前半と同じようにお互い最後の精度を欠いて試合終了。来季はガンバか…なんてネタにされるFWロボがいればまた別の結果になっていたかも。まあそれはそれとして、見事福岡勝利。こんな気分はえらく久しぶりだな…と思ったら、どうも目の前で勝利を見るのは約1年ぶりだったらしい。今後は月一ペースで関東にくるようなので、出来るだけ見に行きたい。

栃木


黄色と青がスウェーデンカラーで良いね。
それから福岡から移籍した宮本が(今日は試合に出られなかったけど)受け入れられているようで、横断幕がちょっと嬉しかった。

*1:得点者:4' 永里源気(福岡)、41' 崔根植(栃木)、55' 大久保哲哉(福岡)

*2:ちなみにこの永里選手の妹はドイツでプレーしていて、欧州王者に輝いたりW杯出場を決めたりと大活躍中なんですな。