北東パスの旅2011・4日目

朝、ホテルからの眺めは雪化粧の街並み。少し降雪もあったのか視界が狭いです。

秋田駅を挟んで両側にいるなまはげちゃん。


もしかしたらもっと数がいるのかな?
この日はキハ40系改造車のリゾートしらかみくまげら号でスタート。一路青森を目指します。

さすがに年季を感じますが、普通車両とは比べ物にならない乗り心地。

能代から五能線の始まり。日本海沿いを進んでいくんですが、荒天で運休しがちなのが難点。日程がずらせない時はあまり選ばない方が良いルートです。

以下五能線の風景。


運転台からの景色。

時折は晴れた空も。

海鳥*1が波間を飛んで餌を取ってました。

いわゆる日本海らしい荒波。

海岸にはところどころヒッチコックばりに鳥がひしめいてます。

と、行く手には暗雲が…

深浦駅に停車するリゾートしらかみくまげら号。

単線のため待ち合わせ…というわけではなく、深浦から鰺ヶ沢まで強風のため運行中止に。鰺ヶ沢までは代行のバスが出て、そこから先は同じように足止めを食らっているリゾートしらかみ青池ハイブリッドに乗れるということになりました。バスはところどころ五能線より海に近い側を走ってましたが基本的には山の方だったので運行できたんでしょうかね。時折雪で視界が何mもないような状況になったりもしましたが、無事鰺ヶ沢まで辿り着きました。が、鰺ヶ沢についてみると待っているはずの青池ハイブリッドは既に折り返した後だと言われ乗客騒然。まあ自分は急ぐ旅ではないのでやれやれだぜって感じだったんですが、新青森から新幹線に乗る予定という人はかなりご立腹でした。無理ないですね。通常の列車はもちろん、代わりの列車が来るまでも大分時間があったので、せっかくだからかの有名な犬・わさお君に会いに行くことに。
しかし外はこの通りの暴風雪。

歩くのはさすがに無理なのでタクシー使いました。なんというブルジョワ
きくや商店に着くとわさお君は小屋の中にこもっていたのでこちらもとりあえず店の中で焼きイカをmogmog。おばちゃんとも少し話できたけど、気さくで優しい方でした。
暫くしたら何やら音が聞こえたので外に出てみるとちょうど鰺ヶ沢からの臨時が青森方面へ向かうところでした。

道を挟んだところからもう1枚。

この辺りは撮影地としても美味しい場所です。
もう一度店側に戻るとわさおが小屋の外に出ていたので記念に1枚。

良い顔ですねほんと。
わさおに会えておばちゃんとも話せて腹ごしらえも出来たので再び駅へ。戻って見ると雪が小ぶりになっていたので少し駅前を散歩。以前訪れた駅近くの神社を訪ねてみたら手水舎にもツララが。

弘前行きの列車がくる頃には少し青空も見えていました。

思わぬ足止めを食らった鰺ヶ沢を後にし、次は木造駅へ。もくぞうではなくきづくり。
木造駅と言えば遮光器土偶のシャコちゃん。

駅前に止まってるタクシーと比較するとサイズが分かりやすいですね。
この時も雪が凄かったです。フラッシュ焚くとこんな感じ。

駅前の店でラーメンを一杯食べて暖まったんですが、駅に戻る10mほどの道ですぐに冷えてしまいました。

木造駅からは先ほど乗り損ねたリゾートしらかみ青池に乗車。一気に青森まで行っても良かったんだけど、時刻表を見たらちょうど上野行きのあけぼのとすれ違えることが分かったので弘前駅で下車。

いざあけぼのが来てみると、案の定というかヘッドマークは雪まみれで停車位置もホームの端ギリギリ。秋田駅の二の舞でした。

秋田を発って約12時間後に青森到着。さすがというか、ホームにもしっかり積雪してました。

そして駅前。

東北新幹線効果か真新しい商業施設やねぶたについて紹介する施設が出来ていて、2,3年前に訪れた時とは駅前の風景が変わっていました。と言ってもこのアングルから見るとよく分からんのですが。
駅前のホテルで宿をとり、しばらく散歩してから就寝。

*1:海を飛んでいる名前が分からない鳥の総称