晴れ/悪い/星と人工衛星
今朝はISSとHTV観測のため早起き。4時半ごろに外に出ると、月のそばには土星とスピカが並び、東にはベガが、しばらくすると金星が強く輝きながら登ってきました。北西には北斗七星が見えて、さらに西にはふたご座が。オリオンはすでに地平の下にありました。こういう星の並びを見ると、いよいよ冬も終わり…というには早いけど、その始まりぐらいには差し掛かってるのかなと思います。
というわけで以下今朝撮った写真を。
まずはお月さん。
望遠鏡で星を撮るときはホント頼りになる奴です。
そして土星。
まあ普通に見ればいまいちでしょうが、輪っかが写ってるだけで感激です。風がなければもう少しきれいに写せたかなぁ。
そしてISS。今日は本当に頭の上を通っていったので、肉眼でも形が分かるんじゃないかというぐらい明るく大きくきれいでした*1。
写真でもようやく形をはっきりとらえることができました。こうなるとさらに倍率の高いテレコンをつけたくなるところですが、ボディの性能的にそろそろ限界が。
頭上通過後は10mmで長時間露光に切り替え。この時操作をいろいろとミスってしまってISSの方はgdgdになってしまいました。冷静に考えればこの時こうのとりだけ狙う構図に変更すれば良かったんですけど、まあいいでしょう。
初めて見るHTVは想像以上に明るく早く見えました。さらに、太陽電池パネルが反射しているのか時折輝きを増しながら飛んでいく姿はISSやシャトルには見られない姿で印象に残りました。1号機の時は人も乗ってないし、そこまで明るくなさそうだし…と思ってたんですが、これほどとは。
これがISSと並走したら…と思うだけで脳汁が溢れますが、ドッキングまでに見られる地域はなさそう*2。今回見られないのは残念ですが、シャトル退役後に一つ楽しみが生まれました。と前向きに思っておきます。