薄曇り/普通/101年

今日は空と宇宙展を見に国立科学博物館へ。去年11月に訪れて以来、もう1度くらい行っとこうと思ったら最終日になってしまいました。くわえて、日曜日とあって科博は大盛況でした。
展示を駆け足で見て回り、はやぶさと対面。


何度見てもいいものはいいです。

左は世界で初めて開発されたというイオンエンジン*1で、右ははやぶさに搭載されたイオンエンジン「μ10」の地上耐久試験モデル。実際に1万8000時間の連続運転実験に耐えたそうです*2。最初に開発してからはやぶさに乗せて飛ばすまでずいぶんと小型化に成功したんですね。性能面でも大幅に向上したんでしょうが資料ががが。ちなみに「μ10」の後継「μ20」は2000年から開発が始まってるそうです。はやぶさPVの時にIES兄さんが5年後の需要を先読みして開発するといったようなことを仰ってましたけど、それどころじゃない先を見据えてたんですね。
イカロスあかつき等他の展示もきっちり見て回ったんですけど、今日のメインはイオンエンジンだったのでまたネタがつきた時にでも気が向いた時にでも。
ちなみに特別展会場でいちばんぐっときたのはこの写真。

ル・プリウールという人が101年前に日本で初めて飛行した時のもの(だったはず)。詳しくはこちらの方に。
航空
戦闘機も嫌いじゃないけど、やはり余計なものが混ざる前、空を飛びたいという欲求に忠実な姿が一番美しいと思う。はやぶさのフォルムを見て美しいと感じるのも、太陽系の起源に迫りたいという夢が素直に反映されてるからなのかも。
あとはいつもの通り地球館と日本館を見て回って退散しました。

これは日本館の階段に飾られていたステンドグラス。目が良い感じですね。

*1:ちゃんと名前はあるんですが、Wikipediaにも項目が無いので検索よけであえて名前を記さないという賢さを発揮してみました。

*2:とここまでほぼコピペ