曇り/普通/One Last Time

Landing

エンデバー最後の着陸は夜間着陸となりました。

望遠でとらえた映像はありませんが、赤外線カメラに捉えられたかと思うと、次いで強い光に照らされる滑走路に舞い降りてくるその姿がカッコよすぎて震えます。その後の管制とクルーの会話もいいですね。って何となくニュアンスが分かるだけなんですが。

エンデバーが最初に打ち上げられたのは、スペースシャトル「チャレンジャー(Challenger)」爆発事故の記憶がまだ新しい1992年5月7日だった。NASAによるとこれまでの飛行距離は1億9800万キロに達し、299日間を宇宙空間で過ごした。

http://www.afpbb.com/article/environment-science-it/science-technology/2803613/7287428

地球と太陽の距離(1AU)が大体1億5000万キロだからそれ以上を旅したことになるんですね。正直スケールがでかすぎてピンときませんがものすごい距離だということぐらいは分かります。最後の旅路でその姿を見ることができなかったのが心残りですが、もう今更言っても仕方ないですね。何はともあれ、お疲れ様でした。

Rollout

一方そのころアトランティスが最後の打ち上げのために組み立て棟から発射台へと移動していました。3.5マイルの道のりを6時間ほどかけてゆっくりと。とりあえず映像の抜粋を微速度風にしてみました。

打ち上げ予定時刻は現地時間7月8日11時40分(日本時間7月9日の0時40分)。スペースシャトル計画最後の時がいよいよ近づいてきました。チャレンジャーの事故で宇宙を意識して以来*1、自分にとっては宇宙開発の象徴だったものがなくなるということが、頭では分かっていてもやはり不思議な気がします。ようやく米東部時間との時差計算が頭に入ってきたばかりだというのに。

*1:と言っても途中忘れていた時期もありましたが><