空に浮かぶ顔

今日は月と金星と水星が接近して見えるというので丸一日くらいどこで見るか考えていたんですが、やはりせっかくだから背景にもこだわろうということで富士山の稜線がはっきり見える場所へ。今日はお台場からダイヤモンド富士が見えるという予報が出ていたので、それを参考に多摩モノレールの万願寺付近に行きました。ここからだと、富士山のすぐ近くに日が沈んでいくという予想を立てたんですが、これが見事に大外れ。

さらに低空に雲が少し出ていて不穏な空気を醸していましたが、肝心な時に邪魔することなくすっきりと晴れてくれました。今月曇りが多かった分を返済してくれているかのようです。
日没後は広角で黄昏部しつつ月が見えるのを待ちます。

ほどなくしてまだ赤さの残る西の空に月と金星が出現。

こちらは当初思い描いていた通り富士山の真上に来ました。黄道白道のずれというよりは地球が自転してる分少しずれて見えたのかな?まあ何にせよ計算通り(キリッ
水星は肉眼で見えなかったんですが、写真には写ってるだろうと経験則で撮影したらしっかり写ってました。いや、しっかりというにはいささか心もとないですが、探して見つかる程度には。

金星の下の方、微かに色の違うドットが水星です。
以前、金星と木星と月が接近した時に笑顔のように見えたことがありましたが、今回は月と星の位置が逆でむすっとしてるように見えます。見えますよね?よね?