夜明けの星見

・火星としし座のレグルス。

最接近が11日なので既に5日経っているんですが、それでも十分近くに並んでいるところが見えました。赤と青の一等星がこれだけ近くに並んでいる姿は他ではちょっとお目にかかれません。おススメ。
・明け方の空。

5時半を過ぎる頃に東の空が明るみ始め、ものの30分と経たないうちに月以外の星が次から次へと朝に飲まれてしまいます。そんな中をISSは明るい光をまとったまま南西から東へ飛んで行きました。とても素晴らしい光景でした。が、露出をミスってまともに写らざりけり><*1
ISS通過10分ほど前の南東の空。

朝焼けが始まっていながらもかろうじて星が写ってます。上の方で2つ並んでいるのが火星とレグルス。下の方で並んでいるのが土星とスピカ。そして左の明るい点がアルクトゥルスです。ついこないだまで夕方の空地平の近くに見えていたと思ったら、もう明け方のこの高度まで来ているとは。
今朝の気温は1ケタとここいらにしてはかなり冷え込んで初めてダウンを出しましたが、寒さと睡眠不足に耐えて見た甲斐はありました。夏と比べるとふらっと見に行くというわけにはいきませんが、その分空がクリアで本格的な星見シーズンになってきたのを実感します。

*1:一応画面中央辺りにうっすらと白い線が繋がってます。ノーヒントで見つけられたら視力2以上認定