曇り後晴れ後曇り/普通/sf2

日中はさわやかな天気で、気象庁が後から梅雨明けを発表してもおかしくないと思ってしまうほどでした。まあその天気が日没後も続くことが無い辺り6月だなと実感しますが、その中でもイリジウムフレアを一つとだいちを見られたのは行幸でした。特にだいちは派手なフレアを起こしてかつて記憶にないほどの明るさでした。普段は街中の灯りに紛れて見えないのに、今日は雲の向こうですら見えたから一瞬固まってしまいましたが何とか撮影成功。
ALOS:ISO1600,F1.8,1.3s,35mm
今日は夕焼けを撮影しに行って空振りだったんですが、捨てる神あれば拾う神ありってやつです。

ドイツ 1-2 イタリア

主要大会で過去ドイツがイタリアに一度も勝ったことが無いと言うデータそのままな一戦。立ち上がりこそ勢いに乗って何度もイタリアゴールを脅かしたものの、ゴールを決められず。昨日のポルトガルや先日のイングランドもそうですが、取れるうちに取る重要さを痛感します。イタリアが攻めに転じるとドイツは懸念された守備のルーズさが出てしまい(と言うにはクロスを挙げたカッサーノが見事過ぎたというのもありますが)、バロテッリのヘッドでイタリアが先制。その後再びドイツが攻勢に出るものの、CKからカウンター一閃、バロテッリがラインの裏に飛び出して2ゴール目。プランデッリが我慢して使い続けた甲斐がありました。戦前の予想では2日休みが多いドイツ有利というものでしたが、分からんもんです。
ドイツは後半開始から2人入れ替えてゴールを目指す姿勢を明確に。しかしPA内でフリーで受けたラームがシュートを外してしまうと次第に尻すぼみになっていきました。ボアテングOUTミュラーINがもう少し早ければもっとイタリアにプレッシャーかけられたかな*1。イタリアは立ち上がりこそバタバタしていたものの、後半も半ばを過ぎると攻めの姿勢を維持しながら守備の固さはカテナチオという状態*2。特にピルロは攻守にわたって相手の何歩も先を見越したようなプレーを見せて、格の違いが感じられました。何度も鋭いカウンターを見せながら決定的な3点目を決められなかったのは頭の痛いところですが、とりあえず今日は2点で十分。最後にPA内でのハンドを取られエジルにPKを決められたものの、2-1で試合終了。決勝戦はグループCの1戦目と同じスペインvsイタリアという組み合わせになりました。
ツボにはまった時は最高に面白いけど、それ以外は退屈極まりないスペイン。カッサーノモントリーボらが意外性のあるプレーを見せてくれる攻撃的なイタリア。どちらが勝ってほしいかは言うまでもありません。が、まずは面白い試合であることを期待します。

*1:3枚目の交代についてWOWOWで解説してた宮本の予想がぴったりでした。さすが。

*2:まあドイツのアイディア不足もありますが