薄っすら曇りの晴れ/微妙/風立ちぬ

  • 夏らしい雲が夏らしく広がる夏らしい1日。スーツじゃないだけで体感気温が5度くらい違う気がする。

風立ちぬ

  • ようやく観賞。公開日どころか公開週にも見られないとは我ながら社畜
  • んで、公開週でもないのに昼間の上映で劇場が埋まってるあたりさすがジブリ
  • 飛行機の設計士として成長していく物語、菜穂子との恋愛、カプローニ伯爵との夢。どれも最後で投げた印象が無くはないんだけど、説明不足というほどでもなく、余韻を残すところに収まっているのかなと。それにしても、最後までストーリーがあったのはえらく久しぶりだったような。
  • 声優庵野はそれなりにはまってるなというところもあれば、最後まで違和感をぬぐえないところも。せめて俳優さん使えばいいのにねぇ…
  • 菜穂子の嫁入りはジブリの中で1,2を争う美しさ。もうちょっと渡り廊下長くして欲しかった。
  • はやぶさなる飛行機が出てきてこれは糸川先生も出番あるかと思ったら一式戦闘機でなくそういう試作機があったのね。
  • 劇中で色んな飛行機が出てきた中で一番惚れこんだのがカプローニ伯爵の三葉機の大型旅客機*1なんだけど、実在したとして吃驚するやら嬉しいやら脳汁溢れまくり。A380とか最近のもそれはそれで綺麗なんだけど、この方向で発達して欲しかったなぁ。

  • というわけでネットの感想をぐるっとめぐってみたら見事に賛否両論なのが面白かった。ポニョほどの狂気が感じられなかったのがややマイナスだけど、概ね賛。何か思い出したことあったらまた書いてこ。

*1:次点はユンカースG38