なんとなく振り返ってみて

祭りの終わりってのは寂しいものがあるさね。なんだかんだいって面白かった。スキージャンプとかアイスホッケーとか、普段見れない競技がたっぷり見られるからね。カーリングをちゃんと見たのは初めてだったけど、こんなに楽しめる競技だとは思わなかった。チーム長野が出てたらこんなに清々しい気持ちで応援できたか、いまいち自信が持てない自分にはどうかと思うけど。
あと、一番すげーなと思ったのはフィギュアスケートのペアかな。アイスダンスもいいけど、より自由度が高い気がする。シングルもいいんだけど、2人が息の合った演技を見るほうが何か楽しい。というよりは楽しさのベクトルの違いかな。でも、シングルより何だかワクワクするんだよね。ディズニー・オン・アイスとかちょっと見たくなった。こりゃ違うか。
しかし、日本勢は荒川の金メダル1つか。まあボブスレーとか資金不足で端から勝てる見込みなんてなかったし、女子エアリアルなんて競技人口0になるとかいう話もあるくらいだからな。そういう競技は仕方ないとしても、スピードスケートの不振と、ジャンプ陣の低迷は痛い。そのジャンプについて、ルール改定の影響をいつまで嘆いてても仕方ないとか思ってたけど、おかしいものはおかしいと言い続けるべきとかいう荻原弟の意見を見てなるほど一理あるなとか思った。ノルディックに関しては、スキー板の制限がなくなれば勝負になりそうだけど、基礎体力をどうにかしないと根本的な解決にはならないのかな。
で、スノーボード。選手が井の中の蛙になるのはまあ仕方ない部分があるのかもしれないけど、それをサポートするスタッフまで同じってのは困ったもの。そらJOCもぶち切れるわ。ってJOCもそんなレポートで浮かれてるようじゃだめぽなんだけどさ。
この低迷と堤氏逮捕の間になんらかの因果関係があるとしたら、やだねったらやだね。
でもまあそんな中でもアルペンなんかが成績伸ばしてるのは一抹の希望なのかな。まあ一つの団体が伸びて他が低迷するってのは、その競技団体の力不足に加えてJOC指導力不足も表してるのかもしれない。
ボブスレー・スケルトン・リュージュバイアスロンとか、今のところ単に選手を送り込んでるだけ、という風にしか見えないところは今後どうするんだろう。安易に切り捨てては欲しくないんだけどな。といって、先立つ金がないとどうにもならなそげ。totoがこけなきゃもうちょっと資金配分されてたかな。
次回バンクーバーはどうなるんだろう。今回こけた加藤条治は今度こそやってくれるはず。岡崎朋美清水宏保にはぜひ次も出てもらいたい。そりゃ無茶か。浅田妹は…とりあえず成長を祈っておく。ジャンプやら複合やらはしばらく低迷かな。アルペンも右肩上がりを祈りたいけど、まあ虫が良すぎるか。カーリングも何となくチーム青森に出てもらいたいけど、4年後はどうなってるだろう。アイスホッケーの代表も見たいけど、地元出場権でもない限り厳しいよな。でもカナダが地元だから1つシードが空くと考えれば可能性はなくもなさそう。虫が良すぎるか。
とりあえず、4年後を楽しみにしとこう。2年後の大会、開かれるといいな。