スイスvsウクライナ

録画したのを見た。ていうかウクライナのサッカーはともかく、国歌は格好良いね。イングランド・ドイツ辺りに続く第2グループに堂々ランクイン。
試合は地味だったな。笛は若干スイス寄りかと思わせる部分もあったけど、まあ許容範囲。後半にボロニンだかボロベイだったかがPA内で倒れた場面はPKでも良かったと思うんだけどな。あと、スイスのタックルは結構ボールに行っててもアフターで引っ掛ける場面があって何か嫌な感じだった。
ウクライナはスペインのレッスンが相当効いたのか守備がしっかりしてきたなという印象。まあスペイン戦にしても崩されたというよりは殆ど飛び道具でやられたような感じだったか。攻撃に関しては上手くサイドに散らしてこなれてきた感じが。右SBが本職じゃなかったそうだけど、その割にはしっかりしてたな。で、シェフチェンコはそれほど見せ場がなかったけど、67分に放ったシュートは強烈だった。DFをかわして一瞬であんな弾丸みたいなのが飛んでくるんだから守るほうはきっついなぁ。
お互いチャンスはあったけど決めきれず。スコアレスドローPK戦は3−0。シェフチェンコがいきなり外した時はウクライナやばいんじゃないのと思ったけど、スイス側もへなちょこキックでほぼGK正面。その後ミレフスキーがふわっと浮かしたシュートで決めたんだけども、その落ち着きぶりが凄い。心臓に毛が生えまくってるに違いない。で、スイスは3人連続失敗。一人も決まらないって珍しいな。珍しいと言えば、スイスは結局無失点のまま大会から消えるのか。そういうもんだと言っちゃえばそれまでだけど、ちょっと気の毒。
ウクライナは勝ち上がったけど、次こそ難しいだろうなぁ。センデロスのいなかったスイスDFを破れなかったんだし。マテ兄貴は出場停止でネスタが出られなくてもカンナバーロがいるし。守る側にとってもトニはフレイの何倍も怖い存在。ジラルディーノとそれほど息が合ってないのが救いか。っていうか問題はジラルディーノorイアキンタの側にあると思うんだけど。