高校選手権決勝：広島皆実3-2鹿児島城西

噂の大迫君を見たくなって何となく国立へ。試合前の時間帯に雪が降る時間帯もあって、いつぞやの東福岡vs帝京の再現かと思いきや、会場に着いてみればしっかり晴れ*1。試合は既に始まってたけど当日券で入れた。その競技場内は満員御礼。子供を連れた家族も来てて、お祭りなんだなと実感。
とまあそんなことはともかく試合のこと

広島皆実

突出した選手はいなくても高いレベルでまとまってた。攻撃は最大の防御という言葉を実践するように両サイドが攻め上がって鹿児島のDFを崩すシーンが多々あり、セカンドボールの奪取率も高く、大迫に関してもしっかりマークを配して仕事はされたけど勝負の行方は左右させず、攻守にわたってよく組織されたチームだった。監督が相当鍛えたんだろうな。優勝おめでとうございます。

鹿児島城西

決して大迫勇一人のチームではなかったにせよ、組織力の差は歴然。後手後手に回って、最後まで攻撃に厚みが感じられなかった。とはいえ、その中でも2点奪ったのは大したものだと思うし、今大会の結果には胸を張って欲しい。


余談だけど、最後の時間帯にGK神園が敵陣まで上がってセットプレーに加わった時の盛り上がりが凄かった。

大迫勇

広島の攻撃する時間帯が長かった上に厳しいマークにあってあまりボールに絡めてなかったけど、ゴール前でボールを持った時は迫力を感じた。自分で突破するしラストパスも出すし、このまま成長してくれたら面白いなという感じ。海外とはここから差が広がっていくから、頑張って欲しいな。

*1:雪の国立って響きはいいけどやる方は大変だよな。見る方も。